Uber Eatsの配達である程度の件数をこなしている人は、少なからず何らかのトラブルを経験している事と思います。
特に自分自身に非が無い時はイライラする事も少なくはないでしょう。
しかしどれだけ完璧にやっていても必ず発生する事ですので事前にどんな種類があるのか、そしてその対処の方法を把握しておきましょう。
・発生したトラブルの対処方法を知る
当然の事ですが、トラブルが発生するという事はどこかにその起因があるからです。
Uber Eatsの配達で発生するトラブルの起因は基本的に4種類あります。
・レストラン起因
・注文ユーザー起因
・配達員起因
この中で防ぐ事が出来るのは配達員起因だけですので、それ以外は普通に発生する事を前提に考えておきましょう。
そしてトラブルは自分で対処できるものと、サポートセンターが対処すべきものがあります。
あらかじめ地域ごとに設置されているサポートセンターの電話番号は登録しておいて下さい。
Uber Eatsの配達開始以前に発生する問題
Uber Eatsの配達パートナー登録を完了していざ始めようと思ったのに、しょっぱなからつまずく事も少なくないでしょう。
そのつまずくパターンを最初から把握する事で余裕をもって対処出来ると思います。
✅ 配達リクエストが来ない
✅ システム不具合
既に稼働している方はもう慣れている様な事だと思われます。
顔認証失敗
・認証連続失敗でアカウント停止
頻度はわかりませんが定期的に顔認証の要請をされます。
本人以外の配達は許さないという事なのでしょう。
面倒なのは顔認証複数回失敗でアカウントが24時間停止になるという事です。
そうなると24時間配達不能になります。
顔認証失敗時の対応策
複数回失敗と言っても具体的な数字はわかりません。
3回という人も5回という人もいますので、無難に3回だと思った方がいいでしょう。
一番失敗するのは信号待ちの時などです。
念のため、2回失敗したら自宅に戻って顔認証をしましょう。
周辺が明るい所でやればほぼ失敗する事がありません。
配達リクエストが来ない
Uber Eatsの配達デビュー時はなかなか鳴りません。
始めたばかりの新人よりも経験者に行かせた方が無難だからです。
デビューしたばかりの配達員にはなかなか配達リクエストが行かず、誰も行く人がいない時にやっと回って来ます。
しばらくはおこぼれしか来ないものと思った方がいいでしょう。
配達リクエストが来ない時の対応策
ある程度実績が出来るまでは、おこぼれしか来ません。
しかしここは我慢するしかありません。
待機場所を頻繁に変えたりしないで同じ場所で待機しておこぼれ待ちに徹して下さい。
とにかく配達リクエストが来る優先順位を上げるためにはAIに多くの配達履歴を刻みましょう。
システム不具合
配達リクエストを受けたのにピック先の画面が表示されない事や各種ボタンを押しても無反応など、ちょくちょく不具合が起きます。
端末が原因なのかシステムが原因なのか不明ですが、配達中に起こると業務に支障がでます。
これに関しては他のアプリと同様で再起動でほぼ直ります。
特にお客さんと現金のやり取りしている時に不具合が出ると待たせる事になりますので、不具合が起きたら早めに再起動しましょう。
Uber Eatsの配達でピック時に発生する問題
配達リクエストを受けてピックに向かい、配達先であるユーザーの所へ向かう以前によく発生する問題です。
これらはUber Eatsの配達をする上で避けては通れない現実です。
✅ ピックの待ち時間が長い
✅ 料理の梱包不備
✅ 料理がバックに入らない
遅かれ早かれいづれ必ず経験しますので、その時にどう対応するか想定して準備しておく事をおすすめします。
ピック先が見つからない
・ピンズレ
ピック先のレストランが見つけにくいケースです。
レストランが配達員目線を意識していない事が多いからです。
しかしこれに関しては一回行けば次回からは問題なく見つけられるでしょう。
詳細の説明が不完全
ピック先の住所が駅ビルになっていてどこにレストランがあるのかわからない事がよくあります。
又ゴースト店舗の場合看板が出ていないため、レストラン情報欄に記載されていないと全くわかりません。
配達員が正常にピックに来れるか否かをレストラン側が意識していない場合にこの様な事態が発生します。
大手チェーン店などは、レストラン情報欄に「京王百貨店8F」とか「ピック店舗は魚民」など配達員目線を考慮している所がほとんどです。
ところが小規模店の場合は、そこに気づいていない所が多く見受けられます。
ピンズレ
ピンズレはUber Eatsの配達にはつきものですが、レストランの場合は注文ユーザー宅のピンズレほど大変ではありません。
それは基本的にはお店の看板が出ているからです。
・レストラン起因
Uber Eatsのシステム上、Googleナビと連動していますがGoogleマップに地図データがない場合その近辺の住所に適当にピンが立ちます。
要するに正しくない位置にピンが立つという事です。
現在この現象をピンズレと一般的に言われていますが、Googleマップがゼンリン級にならない限り正常化は難しいでしょう。
ゴースト店舗の場合は名称が看板と一致しないので更に苦戦します。
又、レストラン側でその現状を把握していればレストラン情報欄に記載してくれるとこともありますが、自分の店がピンズレしている事に気づいていない所も少なくありません。
ピック先が見つからない時の対応策3選
・電話する
・キャンセルする
ピック先を見つける為にまずは、ネット検索すれば食べログやホットペッパーなどに掲載しているレストランは出てきます。
そこではお客さんにそのレストランの場所がわかるように情報が出ています。
しかしゴースト店舗の場合は検索しても出てくるのはUber Eatsでの注文画面ですので詳細を知る事が出来ません。
この場合はレストランに電話して聞くしか方法がありません。
ネット検索するのも電話をするのも面倒くさい行為ですが、そこで覚えれば次回からはその手間は省けます。
又、自分の稼働するメインエリア以外でたまたまその様な事態が起きた時は、キャンセル(受けキャン)するのも選択肢の1つです。
基本的には受けキャンはおすすめしませんが、二度と行かない様な地域の場合は有りだと思います。
むしろレストラン側に見つからないから受けキャンしたとアピールにもなります。
ピックの待ち時間が長い
待ち時間が長くなる事で時間が奪われ、しかも配達リクエストの多いピーク時間の稼ぎ時によく起こる問題です。
Uber Eatsを始め、各社のフードデリバリーの配達員渋滞が起きます。
ピーク時間はフードデリバリーだけではなく一般の来店者も増えるからです。
現在のUber Eatsの配達料金は、待ち時間も報酬の対象になりますが私の計測では10分以上位の待ち時間でやっと発生しています。
とは言え、コスパ的に待ち時間が長くてラッキーだと思う人はいないでしょう。
待ち時間の目安は、あと5分と言われた場合は10分かかり、10分と言われたら20分待つことになると思っていれば間違いありません。
ピックの待ち時間が長い時の対応策2選
・キャンセルする
特に土日祝日のピーク時間に起こる現象なのですが、対応策は待つかキャンセルするしか方法はありません。
自分で稼動するメインエリアのレストランの場合は、ある程度は我慢して待ちましょう。
たまたま待ち時間が長かったという事もよくある一方、時間帯関係なく必ず待たされるレストランもあります。
しかし基本的には受けキャンはおすすめしません。
必ず待たされる様なところは、配達リクエストの段階でトータル的に判断する事です。
又、自分の稼働するメインエリア以外でたまたまその様な事態が起きた時は、キャンセル(受けキャン)するのも選択肢の1つです。
基本的には受けキャンはおすすめしませんが、二度と行かない様な地域の場合は有りだと思います。
料理の梱包不備
ピックした地点で料理を入れた袋の中で傾いている事など、その状態で運ぶと確実にこぼれるのがわかる様な場合もあります。
ひどい時は、飲み物が横になっている状態で渡される事もあります。
レストランの従業員が忙しく注意不足で結構な比率で起こる事ですので常に意識する必要があります。
Uber慣れしていない従業員は、この状態で自転車やバイクで運んで大丈夫か否か考えていません。
これで料理がこぼれたりしてBAD評価を受けるのは配達員です。
料理の梱包不備の対応策
・レストランに言う
必ず行うべき事は料理をピックした地点でチェックします。
特に多いのが袋に無理矢理詰め込んでいるものや最初から斜めになっているも、飲み物が横になっている物です。
見た瞬間、正常か異常かグレーか判断出来ると思います。
問題はその状態で問題なくお客さんの所に配達出来るか否かです。
問題ある場合はその場で入れ直しするのは当然ですが既にこぼれている場合もありますので、その場合はレストラン側に申し出て下さい。
その為にもその場でチェックです。
料理がバックに入らない
・規格外
ピックした料理が保温保冷バックに入らないケースがあります。
それは規格外の大きさで入らない場合とダブルピックだから入らないというケースです。
ここで言う保温保冷バックとはウバックのサイズが前提です。
・Uber Eatsのシステム起因
サイズが規格外で入らないというものはレストランに問題あります。
レストラン側でその大きさがウバックに入るか否かは見ればわかるハズです。
なのに不思議な事に時々規格外が出てきます。
又、ダブルピックの2つ目が入らないというケースはそれなりに出てきます。
Uber EatsのAIでダブルが入ると判断したけど現実には入らなかったというケースです。
この場合はAIが学習しますので徐々に解消されて行くと思われます。
料理がバックに入らない時の対応策
料理がバックに入らなければキャンセルするしか方法はありません。
ダブルピックの場合は1つだけキャンセルして、もう1つは違う配達員が来るとの事をレストラン側に伝えましょう。
いづれにしても入らないという事実をレストランに伝えてキャンセルして下さい。
くれぐれも入らないからと言って裸で運ぶのはNG行為なので、それをやった地点であなたの責任になります。
Uber Eatsの配達でドロップ時に発生する問題
レストランでピックしてユーザーの所へ向かった際によく起きる問題です。
Uber Eatsのシステム、レストラン、ユーザー、配達員など起因はそれぞれです。
✅ ユーザーが不在
✅ 商品が足りない、違う
✅ 料理破損
これらの中で自身の努力で防げるものは配達員起因の料理破損ぐらいでしょう。
ピンずれ
ピンズレはUber Eatsの配達にはつきもので、普通に頻繁に起こります。
この問題をスムーズに対処出来るか否かで配達スピード、件数に影響してきます。
Uber Eatsのシステム上、Googleナビと連動しますがGoogleマップに地図データがない場合その近辺の住所に適当にピンが立ちます。
要するに正しくない位置にピンが立つという事です。
現在この現象をピンズレと一般的に言われていますが、Googleマップがゼンリン級にならない限り正常化は難しいでしょう。
しかしゼンリンの地図データを使っているYahoo!ナビなら9割方解決出来ます。
ピンずれの対応策2選
・ユーザーに聞く
まずはYahoo!ナビを起動してユーザーが実際に入力した住所でナビを作動させてみましょう。
Yahoo!ナビはゼンリンの地図データを使っていますので、これで出て来ないものはどのナビでも出てきません。
もし出て来ない時は、番地をずらして入力してとりあえず近くまで行きます。
例えば所沢1-2-3なら「所沢1-2-2」などです。
どうしても見つけられない場合はユーザーに聞くしかありません。
ユーザーが不在
比較的少ないとは言え配達先のユーザーが不在の場合があります。
出前頼んだのに居ないなんてあり得るのか?と思うかも知れませんが、それがあるんです!
よくあるのが寝てた!とか風呂入っていた!などですが置き配指示であれば問題ないのですが、そうでない場合は勝手に置き配にする訳にもいきません。
しかしUber Eatsの場合、10分タイマーを作動させることで配達完了に出来ます。
但し一定の条件があります。
ユーザーが不在の時の対応策
・電話連絡
注文ユーザーが不在の場合はまずチャットで連絡して1分程待機します。
返答が来ない場合は電話連絡します。数回かけて下さい。
それでも出ない場合は10分タイマーを作動させ、10分経過したら配達完了にします。
該当の料理は配達員が処分します。
数回電話をかけても10分タイマーの作動画面が出ない場合は、サポートセンターに連絡して指示に従って下さい。
商品が足りない、違う
ユーザーに配達した際に、商品が足りないや違うとの指摘を受けるケースがあります。
配達員的には、ピックの時に注文番号を言って調理を受け取るだけなので、中身が正しいのか違うのかすらわかりません。
しかしこのケースは配達員は対応不能です。
この場合は完全にレストランのミスで、少なからずとも配達員に責任はありません。
しかしユーザーにその場で指摘されたら知りません!という訳にも行きません。
商品が足りない、違う時の対応策
その場で指摘された場合はサポートセンターに丸投げするのですが、その道筋はつけてあげる必要があります。
まず指摘された地点で目の前でサポートセンターに電話し、内容を説明してサポートセンターからユーザーに電話させて下さい。
後はサポートセンターに一任です。
料理破損
自転車やバイクで料理を運ぶ以上は料理がこぼれたりする事は他人ごとではなく自身にもあり得る事です。
最低限未然に防ぐ事は心がける必要はありますが、ここでは起きてしまった場合の対応を述べます。
ピックしたものをキチンと固定さえしていれば、普通に走る分にはそう簡単に破損はしません。
破損は普通じゃない時、つまり転んだり急ブレーキをかけたりなど物理的打撃があった時に発生する可能性が高くなります。
料理破損の時の対応策
・サポートセンターに連絡
破損のレベルにもよりますが多少の汁のこぼれなどの場合は、その場でユーザーに見てもらい判定してもらいます。
ダメだと言われたらサポートセンターに連絡して、指示に従います。
最初から破損状態がひどい場合は一度ユーザーにその事情を伝えてサポートセンターに連絡して、指示に従います。
Uber Eatsの配達でその他発生する問題
どんな仕事をしていても何らかのトラブルは発生して都度それを解決して前に進まなければ継続できません。
もちろんUber Eatsの配達をやっていてもトラブルはつきものです。
✅ ユーザーからの連絡
大切なのは出来る限りトラブルにならないように行動する事と、トラブルが起きてしまった時にいかに適切な対処をするかです。
車両トラブル
自転車、バイク、軽貨物のいづれの乗り物も常にあり得るのは車両トラブルです。
よく聞くのがパンクです。
私も軽貨物での稼動時に経験あります。
とにかくUber Eatsに迷惑をかけない様に努力しなければなりません。
車両トラブルの時の対応策
・サポートセンターに連絡
配達リクエストを受けた後に車両トラブルが発生した場合は少なからずUber Eatsに迷惑をかける事になります。
しかし起きてしまった事はどうしようもない事で、最善の対処をするしかありません。
まずピック前に車両トラブルが発生した場合は即キャンセルする事です。
そうする事で代わりの次の配達員に配達リクエストが行きます。
しかしピック後は手元に料理があるためそうは行きません。
その場合はサポートセンターに連絡して、その事情を伝えて指示に従います。
アカウントに傷が付くのは覚悟するしかありません。
ユーザーからの連絡
配達に向かっている時に電話がかかってきて、キャンセルしたい!
配達後に電話がかかってきて○○が足りない!
不在で10分タイマーでキャンセル処理済みのユーザーから電話がかかってきて今いるから持ってきてくれ!
などなどですが、いづれも配達員の権限ではどうしようもならない事がほとんどです。
ユーザーから連絡の時の対応策
・基本的に電話に出ない
この様な場合は迷いなくサポートセンターに丸投げする事です。
なぜなら配達員には対応不能だからです。
「そういう件に関しては配達員の責任で対応出来ませんのでサポートセンターに相談して下さい!」
と言って丸投げしましょう。
もう1つの手段は電話に出ないという選択肢もあります。
そもそも配達終了したユーザーから配達員に電話をかける事が可能という機能がある事自体が問題だと思います。
まとめ
★サポートセンターの電話番号は電話帳に必ず登録しておきましょう。
サポートセンターの対応が良いか悪いとかはともかくとして返金やキャンセルなどある程度の権限はある様なので、いざとなったら頼りましょう。
☒Uber Eatsの配達開始以前に発生する問題
★顔認証失敗
・2回失敗したら自宅で
★配達リクエストが来ない
・実績出来るまで我慢
★システム不具合
・再起動でほぼなおる
☒Uber Eatsの配達でピック時に発生する問題
★ピック先が見つからない時
・ネット検索する
・電話する
・キャンセルする
★ピックの待ち時間が長い時
・待つ
・キャンセルする
★料理の梱包不備の時
・その場で入れ直す
・レストランに言う
★料理がバックに入らない時
・キャンセルする(受けキャン)
☒Uber Eatsの配達でドロップ時に発生する問題
★ピンずれ
・Yahoo!ナビを使う
・ユーザーに聞く
★ユーザーが不在
・チャットで連絡
・電話連絡
・10分タイマー作動
★商品が足りない、違う
・サポートセンターに連絡
★料理破損
・ユーザーに確認
・サポートセンターに連絡
☒Uber Eatsの配達でその他発生する問題
★車両トラブル
・キャンセルする(受けキャン)
・サポートセンターに連絡
★ユーザーからの連絡
・サポートセンターに丸投げ
・基本的に電話に出ない