Uber Eatsには配達員に対する評価制度という物があります。
レストランから料理を受け取って注文ユーザーの元に配達するだけの行為に大した差など無いと思いますが、その様な制度が当たり前の様に存在します。
そして怖いのは、その評価によってアカウント停止もあり得るという事です。
Uber側では評価が90%以上の事を高評価と定義していますので、とりあえずその水準を保てれば問題はないと考えていいでしょう。
・評価制度との向き合い方
どうしてもBAD評価を入れられると気になるものですので、可能な限り最小限にしたいものです。
しかしBAD評価を少なくする事は出来ても高評価100%を継続し続けるのは無理と考えた方がいいでしょう。
その理由は理不尽なBAD評価は必ず一定数出てくるからです。
この記事ではBAD評価を少なくする基本的な知識と、この評価制度との向き合い方を解説してまいります。
Uber Eats配達員の評価制度について
Uber Eatsの配達員に対しての評価は最近100件のレストランと注文ユーザーの合算評価で決まります。
その注文ユーザー及びレストラン下す評価は良いか悪いの2択、又は何も入れないという事も出来ます。
✅ 高評価の指標
✅ アカウント停止もある
最近100件の合算評価で以降は上書きされて行きますので、BAD評価を消す為にはそれ以降100件の「良い」の評価をもらう必要があります。
評価制度の目的
Uber Eats配達員の評価制度がある事で、配達員にある程度のプレッシャーを与える事が出来ます。
そもそも面接や試験もなしで誰でも配達員になれる訳ですから、何者がいるかわかりません。
その中には極端におかしな人も一定数いる事も否定できません。
たかだか料理を受け取って配達するだけなのに、何を評価するのか?
と普通の人は思うかも知れませんが普通じゃない人も存在する可能性があるので、この評価制度には一定の意味があるものだと言えるでしょう。
高評価の指標
Uber Eats配達にはパートナーランク、Uber Eats Pro制度という物がありその最高位はダイヤモンドステージです。
そのダイヤモンドステージの条件の1つに90%以上の高評価とありますので、それが高評価の指標となります。
しかし90%以上と言えば1割の人にBAD評価を入れられている訳ですから高評価と言えるか疑問もあります。
自分に非が無い理不尽なBAD評価を含めてもこの割合でのBAD評価はそうそうありません。
ただ最高位のダイヤモンドステージで求められている数字をクリアしているので問題ないと考えていいでしょう。
― 関連記事 ―
⇒ Uber Eats配達パートナーランク、Uber Eats Pro制度とその受けられる特典について
アカウント停止もある
突如のアカウント停止は評価の問題ではなく、ほとんどはそれ以外の理由です。
評価が問題でアカウント停止は、突如やってくる訳ではなくその前に警告めいた内容のメッセージが届きます。
警告はBAD評価が立て続けに入れられた時や累積の評価が悪くなってきた時です。
内容は「その地域での最低評価ラインを下回った場合はアカウントを停止させて頂く場合もございます」との内容です。
その最低評価ラインとはどの位なのか、曖昧で全く見当がつきません。
何れにしても高評価をキープしていれば避けられる事です。
注文ユーザーにBAD評価を入れられないための施策
配達員はユーザーが何分前に注文してどれ位時間を待っているかなど知りません。
アプリ上で配達リクエストが来たら迅速に配達するだけです。
しかし注文ユーザーの中には注文した地点から届くまでの時間で早いか遅いかの判断をして、配達員にBAD評価を入れる人もいます。
よって配達員が料理を受け取ってから5分で配達しても遅い!と判断される場合もあるという事です。
✅ 本質的な考えでBAD評価を防ぐ
本来ならUber Eats社に対してのBAD評価のハズがUber Eats社を評価する項目がない為、その評価を配達員にぶつけてきます。
BAD評価を入れられる原因のほとんどは、自分に過失はなく理不尽なBAD評価がメインです。
それを前提でBAD評価を防ぐ手段を一般的な考えと本質的な考えで説明します。
一般的な考えでBAD評価を防ぐ
・見た目を無難な格好にする
・体臭に注意
これはタイトルにある通り一般的な考えですので、ごく当たり前の常識レベルの事です。
商品を破損させない
レストランで受け取った料理を出来る限りいい状態で注文ユーザーに届けるのは当たり前の事であってそれが仕事です。
よってどの様な事情があっても破損させるという行為は、自身の過失でありBAD評価になってもしょうがありません。
緩衝材やタオルなどで固定して品質を保つ工夫をしましょう。
又、レストランから料理を受け取る際に最初から傾いている場合や、ちょっとの揺れで崩れそうな梱包状態のものも結構ありますので受け取る地点でチェックしましょう。
問題が起きそうな場合は、極力その場で最適化する事を心がけて下さい。
見た目を無難な格好にする
Uber Eatsの配達員は服装が自由のため、色々な恰好をで配達を行っています。
目的はレストランで受け取った料理を注文ユーザーに届けるだけなので服装など関係ないとの考えなのでしょう。
サンダルだったのが気に入らない!Tシャツで仕事するのはけしからん!など、人にとっては許容範囲が違うので中々判断が難しい点もあります。
例えば年輩の人の目には、穴開きジーンズを履いている人は新しいのを買うお金がなくて我慢してはいているものだと思ってるらしいです。
万人を意識しすぎるなら、もはやスーツで配達するしかなくなります。
人によって物差しが違うので、これに関しては見るからに汚い恰好じゃなければ問題ないとの判断でいいと思います。
体臭に注意
肉体労働系で働いたことがある方は経験あると思いますが、3メートル位離れていても匂う人いますよね!
そういう匂う人が食べ物を運んで来たらやはりBAD評価がつくでしょう。
ここで言う匂うとは汗臭いの匂いではなく発酵した匂いです。
すなわち風呂に入っていないか、服を洗っていないかのどちらかの匂いで想像つくと思います。
単なる汗臭さではそれ程、人を不快にさせるパワーはありません。
よって風呂に入って着替えさえしていれば問題解決です。
本質的な考えでBAD評価を防ぐ
・現金払い対応OFF
・言い訳をしない
本質的な考えでは早く料理を届けるという事と注文ユーザーとの接点を最小限にするです。
ダブルピックを受けない
Uber Eatsはユーザーファーストで注文ユーザーに最も早く料理を届けられると思われる配達員に配達リクエストを出します。
しかしダブルピックに関しては間違いなくユーザーファーストではありません。
配達先が真逆など、どう考えても配達報酬節約のためのUber Eatsファーストです。
よってダブルピックで頻繁に発生するのが、2件目の配達遅れです。
配達員側に到着予定時間がアプリに一切表示されないため、配達員としては遅れているのどうかもわかりません。
そういう事情は注文ユーザーには関係なく配達が遅れた事によりBAD評価をつける人も出てきます。
そしてダブルピックの時に限ってよくあるのが、1件目がピンズレとかで時間がかかったりして更に2件目が遅れるというケースです。
BAD評価対策としてはダブルピックを受けないというのも1つの手段です。
現金払い対応OFF
顔さえ合わせなければBAD評価をもらう事もなかったという場合もあり得ます。
見た目が生理的に嫌い!というような理由でBAD評価をつけるモンスター級の人も少なからずいるでしょう。
その為には出来る限り接点を減らす事です。
もう1つは、現金払い対応した場合の特徴としては新規客が多いせいか住所不備がやたら多い事です。
ここではその詳細までは説明しませんが、不備が多いという事は注文ユーザーとのやりとりが発生します。
「住所教えてください」「何号室ですか?」「建物目教えて下さい」
など余計な接点が増えます。
現金払い対応をやめる事でその分、注文ユーザーとの接点を減らす事が出来ます。
そんな事をすると売上が落ちますが、BAD評価を減らす手段にはなります。
言い訳をしない
営業マンじゃないので最低限の挨拶以外は自分から話しかけない方が無難です。
最も相手から話しかけて来たらその限りではありませんが、それは最初の挨拶での反応で相手のタイプのおおよその見当はつくと思います。
又、ピンズレや住所不完全など到着に時間がかかった場合などでも、その事をわざわざ言わない事です。
仮に原因がユーザーの入力に問題があった場合でもそれをいうと文句言われた感が強くなります。
その結果、BAD評価を入れられると言うのもよくあるハズです。
特にピンズレなんか頻繁にありますので注意して下さい。
レストランからBAD評価を入れられないための施策
配達員に対しての評価は注文ユーザーだけではなくレストランも入れる事が出来ます。
特徴として見られるのは大手レストランは良い悪いの評価そのものはほとんどしませんが、個人店など小規模店は評価する傾向にあります。
✅ レストランの空気を読む
個人店など小規模店からのBAD評価には注意が必要です。
レストランにBAD評価を入れない
レストラン側からBAD評価を入れてもどのレストランに入れたか配達員には正確に判別できません。
BAD評価のついたタイミングでおおよその予測がつくぐらいです。
しかし配達員がレストランにつけた評価はレストラン側で明確に誰に入れられたかを判別出来ます。
ここで懸念される事は報復BAD評価です。
Uber Eatsの配達をやっていると料理がまだ出来ておらず待たされる事もよくあります。
そういう時、配達員の中には待たされた時にレストランにBAD評価をつける人もいるようです。
マックなど大手チェーン店の場合はいちいち誰にBAD評価をつけられたかなど気にしないと思われますが、個人店など小規模店の場合は注意が必要です。
ちなみにダブルピックの時は、評価も2つ入れる事が出来ますのでBADを一気に2つ増やす結果になる事もあります。
ピックに行くたびに毎回BAD評価をいれてくる恨みが根深い人もいます。
それを防ぐ為にはレストランにBAD評価を入れないのが無難な解決方法です。
レストランの空気を読む
マックなど大手チェーン店の場合は常に忙しい状態なので配達員の評価はほぼしていないと思われます。
やはり評価を入れるのは個人店など小規模店が大半をしめています。
よって注意しなければならないのは、待たされた時です。
あまり急かさない事です。
人は急かされるのを嫌う生き物ですので出来る限り感情を刺激しないようにしましょう。
実際、急かしても料理が出来上がる時間が早くなったりはしません。
配達員は評価制度とどう向き合っていくべきか?
理不尽なBAD評価を定期的にもらう事は避けられないシステムになっていますが、はたして配達員はこれらをどの程度意識すべきなのか向き合い方を考える必要があります。
人によってはBAD評価に悩んで無駄なリソースを消耗している人もいる事でしょう。
✅ 下がり過ぎたら軽く調整
BAD評価は配達員の評価というより配達員の運みたいなもので、ハズレを引くか否かのようなものです。
基本的には気にしない
数多く配達していると理不尽なBAD評価を入れてくる人は必ずいます。
それをあまり気にしてダブルピックや現金払い対応を放棄すると、確実に売上に影響します。
重視すべき点は高評価の水準を保つ事です。
その高評価の水準と言われている90%以上を保つに為なら特に何も考える必要はありません。
要するに何も考えずに普通に配達していれば常にに90%以上をキープ出来るという事です。
下がり過ぎたら軽く調整
この評価は最近の100件の注文ユーザーとレストランからの評価が反映されています。
よって100件連続良いの評価をもらえば上書きされて高評価100%になるという事です。
もし評価が気になるほど下がったら、一時的にダブルピックと現金払い対応をやめてみて下さい。
間違いなく評価が回復して行きます。
そして数字を見てダブルピックと現金払い対応を再開!
しかし基本的には普通に配達していれば常にに90%以上をキープ出来ますが、90%以下になる可能性があるのはデビュー当初です。
配達10件でBAD評価が3件入ったら70%になってしまいます。
これに関しては完全に無視して100件評価が入ったらこんな数字にはなりませんのでご安心下さい。
まとめ
☒BAD評価を少なくする方法
1、早く料理を届ける為にダブルピックを受けない
2、注文ユーザーとの接点を減らす為に現金払い対応をやらない
3、報復BAD評価を防止するためにレストランにBAD評価を入れない
BAD評価を少なくするためだけならこの3つを実行するだけで確実に減ります。
☒評価制度との向き合い方
BAD評価を減らす施策は、確実に売上を落とす行為に直結します。
実際、評価は運の指数のようなものなので、気にしない方がいいでしょう。
90%以上の高評価なら特に何も考えず普通に配達するだけで維持出来ますので、どうしても性格的に気になるの人は評価を見ないというのも1つの方法です。
― 関連記事 ―
⇒ Uber Eats配達パートナーランク、Uber Eats Pro制度とその受けられる特典について