元々Uber Eatsで料理を注文するにはクレジットカードが必要で、一般的な出前のように料理が到着してから現金払いする事は出来ませんでした。
ところがが数年前、一部の地域で試験的に現金払い対応を始めて今では対応エリアすべて対応可能になりました。
恐らく日本人は現金払いが好きだからという理由以前に、ライバルの出前館が現金対応しているからそれを意識したからだと思います。
だた、出前館と違いUber Eatsの場合は現金対応するか否かを配達パートナーが選択する事が出来ます。
私がUber Eatsの配達をやって確信したのは、現金対応する事で得られるメリットの方が圧倒的に多いという事です。
もちろんデメリットもありますが、稼ぐ為には配達パートナーは絶対現金対応するべき!との結論に達しました。
現金対応の準備
Uber Eats配達パートナー登録完了して配達可能な状態になっても、すぐに現金払い対応出来ません。
しかしその時は突如来ますのでいつでも現金払い対応出来るように準備はしておきましょう。
まずは釣銭の用意、クレジットカードはその後でも大丈夫です。
✅ クレジットカード
現金払い対応可能になるのは、おおよそ100配達完了した位が目安と言われていますが私の場合20件位で可能になりました。
まず、15件位配達した地点で「まもなく現金払い対応が可能になります」という通知が来てそれから数件配達した地点で「現金払い対応が可能になりました」との通知がきました。
Uber Eats配達開始の初日に対応可能になったという事です。
用意周到な私は釣銭などの準備が出来ていた為、即対応できました。
釣銭の用意
現金払い対応するという事は、当然の様にお釣りが発生しますので釣銭の用意が必須です。
Uber Eatsではユーザーに出来る限り釣銭が出ないように用意して下さいとお願いしているとの事ですが、全く効果がありません。
むしろお釣りのない時の方が少ないです。
★理想の初期段階での釣銭合計10670円
金種 | 枚数 |
---|---|
1000円 | 9枚 |
100円 | 15枚 |
10円 | 15枚 |
1円 | 20枚 |
釣銭を用意するのは結構大変ですので初期段階ではこれ位でいいでしょう。
ユーザーの所へ向かう前に金額を確認して釣銭が大丈夫かチェックして下さい。
足りなそうな場合はその都度つくるしかありません。
用意するのが一番大変のが1円です。
しかし大変なのは最初だけで、2日も稼働すれば十分な回転資金が出来ると思います。
その後は小銭が増え続けて、その処理が大変になります。
★理想の通常稼働での釣銭合計17945円
金種 | 枚数 |
---|---|
5000円 | 1枚 |
1000円 | 9枚 |
500円 | 3枚 |
100円 | 20枚 |
50円 | 5枚 |
10円 | 15枚 |
5円 | 5枚 |
1円 | 20枚 |
常時この状態にすれば釣銭に困る事もあまりありません。
運悪く初っ端2回連続で1万円出される事も無くはないですが、概ね大丈夫な事がほとんどです。
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クレジットカード
現金を預かるのにクレジットカード?と思うかも知れませんが必要になります。
デビットカードでもOKです。(私は楽天銀行のデビットカード)
・預かり現金
配達する事で発生する配達売上から現金払いのユーザーから預かった現金が相殺されます。
その差額が1週間サイクルで指定口座に振り込まれます。
しかしその差額が現金で預かった分が上回った場合はUber側に払わなければなりません。
その時にクレジットカードやデビットカードから決済するという事になります。
登録は次の締めに間に合えば問題ありませんが早めにやった方がいいでしょう。
現金対応すると配達依頼が増える
Uber Eatsは出前館と違って現金払い対応するか否かは配達パートナーが決められます。
現金払い対応する事で、間違いなく配達依頼が増えます。
✅ 現金払い対応している人が少ない
レストランにピックに行った際に他の配達パートナーに会ったら探ってみて下さい。
結構、現金払い対応していない人が多いですよ!(私が騙されていなければ?)
母数が増える
キャッシュレスの人だけに限定するよりも現金決済の人も追加する事で、母数が増えます。
単純に導線を増やすわけですのでその分、配達依頼が増えるのは当然の事。
それにクーポンのバラまき戦略に乗れます。
・クーポンは撒き餌
Uber Eatsでは新規ユーザー獲得の為にクーポンを頻繁にバラまいています。
もちろんご無沙汰しているユーザーにもタイミングを見てクーポンを発行しているでしょう。
Uber Eatsのマーケティング戦略でリピート顧客になる人もいますが、クーポンが発行された時だけ利用するユーザーの方が多いと思われます。
そういうユーザーはクレジットカードは登録せず、クーポンの差額を現金払いにする人が多いです。
要するに撒き餌の様にクーポンがバラまかれたからこそ、集まったユーザーという事になります。
そのUber Eatsのマーケティング戦略に乗る為には現金払い対応が必須という事です。
現金対応している人が少ない
Uber Eatsは出前館と違って現金対応するか否かは配達パートナーが決められます。
よって現金払い対応しないという選択肢を取っている人もおります。
いや、むしろ対応していない人の方が多いのではないでしょうか?
・その必要ない
やはり面倒な事が増えるのは間違いないのですが現金対応しなくても配達依頼がくるのであれば、しないのも選択肢の1つでしょう。
現金対応するしないはスイッチ1つで切り替え出来ますので、私はよく実験していました。
ONにした瞬間、現金決済の配達依頼ばかり来ます。
しかも自転車待機組がたくさんいる所でも軽貨物の私に依頼がきます。
配達先が歩ける位の近場でも!
すなわちその自転車待機組には現金払い対応している人がいなかったという事になります。
その市場は、面倒くさいを乗り越えるだけの価値はあります。
現金対応で馬鹿に出来ないプラスαの収入
Uber Eatsで現金払い対応する事で、本来の配達売上以外にも得られる利益があります。
Uber Eatsでの稼働が多ければ多いほど得します。
✅ ポイント貯まる
この様な小さな利益も継続で大きな利益になります。
チップ
現金払い対応するしていると現金でのチップを貰えることがあります。
傾向としては、リピーターと思われる現金払いのお客さんからはよく貰いますが、新規と思われるお客さんからはまずもらえません。
・飲み物代
一番多いのが釣銭放棄「釣りはいらねー!」です。
かっこいいセリフですね!
あなたもタクシーに乗った時にやった事ありませんか?
後は「これコーヒー代に!」と数百円くれる人もいます。
とてもありがたい事で貴重な収入です。
ポイント貯まる
現金で預かった金額が配達報酬を上回った場合はUber側に払わなければなりません。
その時にクレジットカードやデビットカードから決済するという事になります。
そしてその決済金額にポイントがつきます。
これって凄くないですか?
預かったお金を返す手段としてカードを使ってそれでポイントが付く訳ですからおいしい話ですよね!
ちなみに私はこれで月に数千ポイント獲得しています。
普通に決済するだけでも得しますが、簡単な錬金術で更に得するポイントの増やし方もあります。
それを話すと長くなりますので別の記事で紹介します。
※クレジットカード決済の場合は間違ってもリボ払いにしない事!
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▶ Uber eatsの配達で現金払い対応する事でプラスαの利益にする錬金術
履歴と情報
現金対応しているからこそ得られるメリットはその分多くの履歴を残せるのと情報を得られる事です。
これは現金ユーザーの分、配達依頼が増えるという以外にも増える要因があると感じます。
✅ 有益な情報
Uber Eatsでは配達パートナーの配達履歴を始めすべての行動を把握してデータとして保有しています。
公式発表はされていませんが、その履歴が配達依頼にも影響していると感じます。
配達履歴
Uber Eatsの配達をしていて感じるのは、明らかに配達履歴は配達依頼に影響していると思われる事が多数出てきます。
・行った事あるマンション
例1、
・マック周辺で自転車配達員が依頼待ちで数人待機しているのに軽貨物の私のスマホが鳴った!
・状況からいってロングと思いきや、超近場。
・その住所に行ったら数日前に配達に行った事のあるユーザーだった。
このパターンは現金対応とか関係なくよくある事。
例2、
・マック周辺で自転車配達員が依頼待ちで数人待機しているのに軽貨物の私のスマホが鳴った!
・状況からいってロングと思いきや、超近場。
・その住所に行ったら違うユーザーだけど、数日前に現金払いのユーザーで配達に行った事のあるマンションだった。
これは数日前、現金払い対応だからこそ私に依頼きたもので、そのマンションに行ったという履歴を踏んでいるからこそ軽貨物でも私が優先されたと考えられます。
まさに現金対応していたからこそ来た依頼と言えるでしょう。
こういうのは配達していて今でも普通にある現象です。
有益な情報
現金対応していたからこそ得られる情報があります。
主にピックするレストランが遠い場合はチャンスです。もちろんハズレもありますが積極的に受けた方がいい理由があります。
配達依頼が来て到着予定時間が15分とか見た事あると思います。
それはすなわち、15分かけてピックに行っても最速で注文ユーザーに届けられるとのAIの判断と考えられます。
・配達員がいない
・ロングドロップ
その場合ほぼこの3つのどれかです。
☒現金払い対応の人がいない
その時その地域に現金対応出来る配達員がいないというケースです。
その地域にある程度レストランがある様な場所なら当たりです。
しはらくその辺で待機して稼ぎましょう。
☒配達員がいない
その時その地域に配達員が少ない又はいないというケースです。
その地域にある程度レストランがある様な場所なら当たりです。
しはらくその辺で待機して稼ぎましょう。
☒ロングドロップ
その時その地域にバイクや軽貨物などの配達員が少ない又はいないというケースです。
ロングドロップの為だけに呼ばれているという事ですので完全にハズレです。
配達後、直ちにメインの拠点へ戻りましょう。
現金対応するデメリット
ここまでは現金対応する事でのメリットばかり言ってきましたが、当然の事ながらデメリットもあります。
現金対応するにはこれらを受け入れなければなりません。
✅ 時間のロス
✅ 不備が多い
✅ 振り回される
一言で言えば面倒くさいという事でしょう。
現金管理が面倒
キッシュレスのこの時代に、釣銭の用意するなど現金の管理をしなければなりません。
現金派の人はそれ程苦にしないかも知れませんが、キッシュレス中心の人は、この為だけに現金を用意する事になります。
・釣銭の処理
当然の事ながら釣銭は初期段階からある程度用意しなければなりません。
釣銭が回転し始めれば釣銭には困らなくなりますが、次に発生する問題は小銭が貯まり過ぎるという問題。
処理をしないと間違いなく貯まり続けます。
ちなみに私の場合は週に1万円以上の小銭が貯まり、週一で小銭対応のATMで入金してます。
コンビニのATMは小銭対応していませんので銀行で行います。
結構面倒です。
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時間のロス
現金対応している人は経験していると思いますが数々の時間のロスがあります。
特に雨の日クエスト達成の為など、次を急いでいる人はイライラを感じるかも知れません。
・お釣りのやり取り
まずは配達に行って、ピンポン押してから出てくるまでの時間です。
間違いなく出てくるのが遅い人の方が多いです。これは気のせいじゃありません。
そして高確率でお釣りが発生しますので、算数の苦手な人は更にロスになるでしょう。
不備が多い
配達員が一番困る事と言えば住所不明などの不備です。
当然、現金のユーザーでなくても不備はありますが、やはり現金ユーザーの方が断然不備が多い。
その理由は、初めてUber Eatsを利用する人が多いからです。
・住所が違う
アパート、マンションなのに部屋の号室が記載されていない事が普通にあります。
その場合、現地にに着いてからチャットや電話をしなければなりません。
そういう事が度々あると相当なロスになります。
リピートユーザーなら一度そういう事があれば修正してくれますが、新規ユーザーはそうなってから不備に気づきます。
又、一般的に言われているピンズレがよく発生します。
ユーザーが住所の入力を間違えると当然ピンはズレますが、これに関しての原因の大半はUberのプラットフォーム側にあります。
それに関して話すと長くなりますので、下記の関連記事をご覧ください。
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▶ Uber Eatsの配達員が必ず経験するピンずれの原因と対処法
振り回される
現金対応しているからこそ現金払い対応している人がいない地域によく呼ばれます。
それだけの理由で振り回されて、流されるがままにやっているとどこまで飛ばされるかわかりません。
ちなみに私は正午、所沢で始めて気がついたら夜には横浜と言う事もありました。
帰るの大変です。
まとめ
☒現金払い対応の準備
ある程度の釣銭の用意とクレジットカード又はデビットカードの準備。
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▶ Uber Eats配達で現金払い対応の釣銭用のアイテム5選
☒現金払い対応すると配達依頼が増える
現金払い対応すると単純に母数が増えるので配達依頼が増える
現金払い対応している人が少ないので配達依頼が増える
☒現金払い対応で馬鹿に出来ないプラスαの収入
お釣りがチップで貰える事がある。
Uberに預り金の支払いをする事でポイント貯まる。
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▶ Uber eatsの配達で現金払い対応する事でプラスαの利益にする錬金術
☒履歴と情報
配達履歴を刻むことで配達依頼が増える。
現金払い対応しているからこそ得られる情報がある。
☒現金払い対応するデメリット
現金払い対応する事で発生する面倒な事が多くその大半が配達員の時間のロスとなる。