失敗しないコンビニルート配送の求人への応募方法を経験者が解説:Driver Life Lab

失敗しないコンビニルート配送の求人への応募方法を経験者が解説

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コンビニルート配送の求人への応募で失敗しない方法?って何の失敗の事?と思うかも知れませんが、これは運送会社選びを失敗しない方法です。

コンビニのロゴが入った配送のトラックを一度は見た事があると思いますが、あれはコンビニ会社のトラックではなく、配送を請け負った運送会社のトラックです。

そして配送を請け負った運送会社は複数社ありますので、同じコンビニルート配送でも待遇が違います。

・コンビニ配送の求人へ応募したい方
・コンビニ配送へ転職を考えている方

コンビニルート配送と言っても他にも色々ありますが、この記事ではみなさんがコンビニで見かけるコンビニの名称の書いているトラックのルート配送に関しての内容になります。

それ以外のコンビニ配送に関しては「コンビニルート配送の仕事の種類」をご覧ください。

又、既にコンビニルート配送に関してわかっており、求人情報を探している方は「ドライバー転職求人、エージェントサイトおすすめ」で探してみて下さい。

この記事でわかる事

今まで知らなかった運送業界がわかる

求人の応募に失敗しない知識が身につく

コンビニ配送をやるべきかの判断ができる

この記事を最後まで読む事で、今まで知らなかった運送業界の事やコンビニルート配送への求人の応募で失敗しない知識、そしてそもそもコンビニルート配送をやるべきか否かの判断ができます。是非参考にして下さい。

>>>この記事の執筆者「下剋上軍師」の詳細

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コンビニルート配送の業界を知る

コンビニルート配送の業界を知る:Driver Life Lab
コンビニ会社運営の運送会社ではない
コンビニ配送運営会社の下請け

コンビニルート配送に限った事ではないですが、コンビニのロゴが入った配送のトラックは配送を請け負った運送会社が便宜上、トラックにコンビニのロゴを入れて使用しています。


コンビニ会社運営の運送会社ではない

コンビニのロゴが入った配送のトラックを一度は見た事があると思いますが、あれはコンビニ会社のトラックではなく、配送を請け負った運送会社です。

これは便宜上、配送を請け負った運送会社がコンビニのロゴを入れているのですが、コンビニに限らずENEOSやシェルなどガソリン輸送しているトラックも同じような仕組みです。

要するにコンビニルート配送の仕事をするためには、コンビニに入社するのではなく、それを請け負っている運送会社に入社しなければならないという事になります。

更に請け負っている運送会社は1社だけでなく複数社あるため、同じ仕事なのに、給料など待遇面も違います。

そのためその事は、入社してから気づくケースがほとんどですので、これを知る事で有利に求職活動ができる事になるでしょう。

コンビニ配送運営会社の下請け

コンビニルート配送を請け負っている運送会社の立ち位置は、各コンビニの店舗に配送するために存在する運営会社の下請け扱いになります。

例えば三菱商事の子会社であるローソンの配送の運営会社は三菱食品で荷主でもあり、そこが各運送会社に配達してもらうという流れです。

そのため運送会社によって運賃が違ったりなど、いちドライバーには見えないパワーバランスも存在します。

更に荷主が決めるルールと各運送会社が決めるルールの両方を守る必要があるため、コンビニルート配送はルールが厳しいとか、うるさいと言われているのでしょう。

実際に運送会社は配送品質の問題などで、荷主から提携解除される事もあります。


失敗しない求人情報のチェックポイント

失敗しない求人情報のチェックポイント:Driver Life Lab
各社別会社のため待遇が違う
求人情報サイトの選択
応募する会社の調査

失敗しないコンビニルート配送の仕事を探すポイントは「各社別会社のため待遇が違う」「求人情報サイトの選択」「応募する会社の調査」の3つです。

そして焦らず余裕をもって計画的に決める事です。


各社別会社のため待遇が違う

既に解説している通り、コンビニのロゴが入った配送のトラックはコンビニ会社のトラックではなく、配送を請け負った運送会社です。

よって、コンビニルート配送の仕事をする為に入社するところは、それらの運送会社となり当然の事ながら、給料など待遇はすべてその運送会社によって決められています。

そのため同じ物流倉庫に出入りしていて同じ仕事をしている人同士でも給料が違うという現象は当たり前にでてきます。

この事実は入社した後に気づく人がほとんどで、そうなると手遅れになりますので、この仕組みを事前に把握しておく事で対応可能です。

求人情報サイトの選択

運送特化型求人エージェント
運送特化型求人サイト

求人情報サイトには大きく分けて2種類あり、一般的な求人サイトと求人エージェントがあり、何れにしても運送業界特化型をおすすめします。

これらは現在、あなたが退職後なのか、在職中なのか状況によって使い分けましょう。


運送特化型求人エージェント

求人・転職エージェントは在職中又は退職後、失業保険がすぐもらえる様な人など余裕をもって探すのに向いています。

特にコンビニルート配送のように、同じ仕事でも運送会社によって給料や待遇が違うようなものは、求人・転職エージェントを利用した方が有利になります。

転職は基本的に余裕をもって行う方が絶対的に有利になりますので、まだ在職中の方は計画的に転職活動を実行しましょう。

エージェントというのは、先にあなたの情報と希望する運送の仕事や給料などの待遇面を出して、その条件にあったもの又は近いものがあった時にエージェント会社の担当から連絡がきます。

それで募集元と折り合いが付いた地点で、面接→採用→入社と言う流れです。

エージェント会社の担当がいるのはとても便利で、例えばセブンイレブンの配送をやっている運送会社を全部ピックアップしてもらったり、コンビニ配送をやっている運送会社を全部ピックアップしてもらったりなど面接の前の段階で比較できたりします。

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運送特化型求人サイト

退職後、できる限り急いで転職先を探したい場合は、求人サイトが向いています。

もちろん転職先を急いで探す事で失敗する可能性も高くなりますので、注意が必要です。

しかし現実は余裕をもって転職先を探すケースは中々ないと言われており多くは、求人サイトを利用すると思いますが、やはり運送特化型の求人サイトをおすすめします。

その際に確実にやってもらいたい事は応募する会社の調査です。

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応募する会社の調査

会社概要や規模
口コミ、評判

応募したい会社の調査は、規模など会社の大きさや、その会社の口コミや評判などある程度参考になる情報はインターネット検索で確認出来ます。

もちろんいい加減な情報もありますので、情報の取捨選択も必要です。

会社概要や規模

まず、コンビニルート配送を行っている運送会社は出来る限り大手企業もしくはその子会社にするのが無難で、調べ方は単純に検索すればわかると思います。

理由は法律の変更などで資金力のない会社はかんたんに潰れるからです。

実際に2024年問題でセブンイレブンは加工食品の発送を発注した当日から翌日に延ばし、ローソンは弁当の配送回数を1日3回から2回に減らすなど、各コンビニが対策を進めています。

つまり会社の体力がなければ、この様な変化に対応できずに、撤退せざるを得ない会社も出てくる可能性もあるという事です。

更に政府は最低時給を法律で無理矢理上げる方向で考えており、つまりそれに耐えられない会社は潰れてもらって、大手だけ生き残ってもらおうと言う方針です。

よって運送会社も劇的に潰れていくと思われますので、応募する会社は出来る限り中小企業は極力避けましょう。


口コミ、評判

会社の口コミなどの情報はインターネット検索で比較的かんたんに探す事が可能です。

大手も中小企業も良い口コミと悪い口コミが必ずあり、しかも鵜呑みにしない方がいい情報の方が多く見受けられます。

そのため情報の取捨選択が出来ない人は、逆に見ない方がいい場合もあり、これはコンビニルート配送の口コミも例外ではありません。

信用度が低い口コミ情報は、主に求人サイトの媒体や広告収入目当てのアフィリエイトサイトの口コミ情報はステマだらけですので注意して下さい。

逆に信用できる口コミ情報はGoogle口コミや直接誰でも書き込めるタイプの口コミ掲示板が信用度は高くなります。

当サイトで言えば「口コミ掲示板」の様な感じのものです。

又、口コミ、評判掲示板への書き込みは、全員が書き込みしている事はなく、主に不満のある人のみが書き込みしている傾向があります。

そのため良いコメントよりも悪いコメントの方が断然多いものだという事を把握しておきましょう。

コンビニ配送をやるべきかの判断

コンビニ配送をやるべきかの判断:Driver Life Lab
判断は他運送業界と比較する
コンビニ配送のメリットを知る
コンビニ配送のデメリットを知る

コンビニルート配送をやるべきかの判断は他運送業界と給料や勤務時間、休日数を比較した上でコンビニルート配送のメリットデメリットを把握した上で決定しましょう。


判断は他運送業界と比較する

コンビニルート配送は運送会社ですので、比較対象はコンビニルート配送以外の他の運送業者になると思います。

特に運送業初めての方は勘違いしがちなのが、運送業はキツイけど給料がいい!という間違った解釈です。

今まで運送業は安い単価で長時間働いて力技でそれなりにまとまった給料になっているだけだったのが、2024年問題で労働時間が確実に減りそれにより給料も少なくなります。

よって運送会社は全業種と比較しても低賃金が状態化していますので時間単価でみた場合は、コンビニルート配送も他と比べて大きく差はないと思った方がいいでしょう。

後は比較する点は勤務時間帯と休憩時間を含む拘束時間など、入社してから初めてわかる様なデメリットもたくさんありますので、できる限りの情報収集をしましょう。

コンビニ配送のメリットを知る

他運送と比べて仕事が楽
特に頭を使う事がない
応募すればほぼ確実に採用される
いい人が多い

コンビニルート配送で働くメリットを解説します。


他運送と比べて仕事が楽

コンビニルート配送は運送会社の中でも仕事自体は比較的体力的にも楽です。

運送未経験の人は、それまでに使った事の無い筋肉を使うので最初だけきつく感じるかも知れませんが1~2週間、遅くても1ヵ月程度で慣れます。

もし1ヵ月経ってもきついと思うようなら、早めに退職して運送関連の仕事をやるという選択肢は捨てた方がいいと思います。

その理由はコンビニルート配送は運送の仕事の中でも楽な部類だからです。

特に頭を使う事がない

コンビニルート配送は同じルートで配送するだけの単純作業で、特に頭を使う事はありません。

30分程で積込み後、出発しておおよそ5,6時間で帰ってきますが、運転時間:荷下ろし作業の割合は50:50ぐらいで、運転で眠くなりにくいバランスです。

特に注意する点は、当然の事ながら運転の際は集中する事と、店舗ごとに荷ならしをしっかりやる事です。


応募すればほぼ確実に採用される

ご存じの通り運送業界そのものが慢性的な人手不足で、コンビニルート配送もそうです。

そのため応募すれば60歳未満であれば未経験者でもほぼ採用されるぐらいドライバーは売り手市場の状態です。

既に解説しましたが、コンビニルート配送の様に同じ業務で見た目も同じトラックながら各運送会社によって給料や待遇が違います。

基本的には応募すればどの運送会社でも採用される可能性が高いため、余裕をもって転職活動をすればより良い待遇の所を選ぶ事が可能になります。

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いい人が多い

これは私の経験からの偏見もあるかも知れませんが、人間的にいい人が多い印象があります。

少なくとも大型トラックやダンプの運転手のように、やたらクラクションを鳴らすような気性の荒い、小学生のガキ大将がそのまま大人になったような人はあまり見かけません。

よって荒れくれ者のイメージから運送業を選択肢から外している人はコンビニルート配送は比較的いい環境と言えると思います。


コンビニ配送のデメリットを知る

給料が安い
拘束時間が長い
雨の日は最悪
ルールが異常に厳しい

コンビニルート配送で働くデメリットを解説します。


給料が安い

運送業そのものが給料は安いのですが、その中でもコンビニルート配送は得に安いと言われています。

月100時間以上残業して力技でそれなりに稼いでいた人もいますが、時間単価で見ると間違いなく安いと言える基準です。

客観的に見ると、常にその地域の最低賃金に近い給料水準で、時間単価だけでみるとコンビニやファーストフード店のアルバイトと同等ぐらいです。

拘束時間が長い

コンビニルート配送の特徴としては勤務時間が長いと言うのもそうですが、何と言っても拘束時間が長いのが特徴です。

コンビニルート配送は1~3便があり、その中の1つ又は2つを走りますが、その2つの便の間の休憩も含めると1日10~12時間が拘束時間となります。

休憩時間は休憩できますが、稼働時間扱いにはなりませんのでお金にはなりません。


雨の日は最悪

コンビニルート配送は雨の日は最悪な仕事です。

当然カッパは着用しますが、それ以外にも商品が濡れないように雨カバーを使ったりでとても大変で、この仕事がホントに嫌になるポイントですが、避けては通れません。

コンビニルート配送の運転時間:荷下ろし作業の割合は50:50ぐらい、すなわちセンターを出発して帰ってくるまでの50%は雨に打たれながらの作業になります。


ルールが異常に厳しい

コンビニルート配送は評判通りルールが厳しいのは事実です

まず、荷主側のルールと運送会社のルールと各店舗のルールがあり、全てがうるさいと言えるでしょう。

荷主側のルールは比較的、ごく当たり前のルールですが、各店舗のルールに関しては店舗ごとに納品物の置く場所など統一されていないため、個々に覚える必要があります。

又、運送会社のルールは会社によって、更に営業所によって、所長によって異常なぐらいうるさいところもたくさんあります。

ルールが厳しいという事に関してはある程度覚悟をしておいた方がいいと思います。

まとめ

☒ コンビニルート配送の業界を知る

コンビニのロゴが入った配送のトラックはコンビニ会社のトラックではなく、配送を請け負った運送会社。

コンビニルート配送の仕事をする為に入社するところは、それ請け負っている運送会社で、給料や待遇はすべてその運送会社によって決められる。

☒ 求人情報サイトの選択

求人情報サイトには大きく分けて2種類あり、一般的な求人サイトと求人エージェントがあり、何れにしても運送業界特化型がおすすめ。

求人・転職エージェントは在職中又は退職後、失業保険がすぐもらえる様な人など余裕をもって探すのに向いてる。

退職後、できる限り急いで転職先を探したい場合は、求人サイトが向いている。

☒ 応募する会社の調査

応募したい会社の調査は、規模など会社の大きさや、その会社の口コミや評判などある程度参考になる情報はインターネット検索で確認できるが、いい加減な情報もあるので、情報の取捨選択は必要。

信用できる口コミ情報はGoogle口コミや直接誰でも書き込めるタイプの口コミ掲示板が信用度は高い。

☒ コンビニ配送をやるべきかの判断

コンビニルート配送をやるべきかの判断は他運送業界と給料や勤務時間、休日数を比較した上で、メリットデメリットを把握した上で決定。


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