ENEOSカードは「C、P、S」の3種類存在してそれぞれの特典があります。
一見、自身の状況に合わせて3種類から選べるという親切なプランになっていますが、ガソリンをよく使うヘビーユーザーほど損する選択をしている傾向が見受けられます。
その理由は勘違いして選択しているからです。
・既に「ENEOSカードC」を利用している方
ガソリンをよく使うヘビーユーザーがよく間違える選択とは?
ガソリン代が最大7円/ℓキャッシュバックの「ENEOSカードC」を選んでしまうという行為です。
この選択は確実に損しています。
★この記事でわかる事
・勘違いによる損失を回避出来る
・自分には「C、P、S」のどれが一番得かわかる
結論を言うと月平均55ℓ以上給油する方は「ENEOS CARD P」、それ以下で年に一回以上給油する人は「ENEOS CARD S」を選択すれば間違いありません。
「ENEOSカードC」に関しては存在そのものを忘れてOKです。
\「C」は申し込むな!/
ENEOSカードの公式サイト
大多数が「ENEOSカードC」がお得だと勘違いする理由

実際に私は仕事でガソリン代を月5万以上使っていますので一番お得な「ENEOS CARD P」を使っております。
しかし身の回りの同業者に聞くとなぜか「ENEOSカードC」を使っている人だらけなのです。
理由は彼らはそれが一番得だと思っているからです。
✅ 検索上位表示の記事内容で勘違い
公式サイトを見ると普通に「ENEOSカードC」が得に見えてしまうと言うのと、ブロガーなども同じく勘違いして「ENEOSカードC」をお得だと推奨している記事がたくさん出ています。
公式サイトで普通に勘違いする
ENEOSカードCの特典の特典で目立つのは「ガソリン代が最大7円/ℓキャッシュバック」の部分です。
これに釣られてガソリン代をたくさん使う人はこれを選択すれば一番お得だと思ってしまう人いるかも知れません。
当然、公式サイトが間違っている訳ではありません。
恐らく大事なところを見落としているだけだと考えられます。
・最大150ℓ/月まで
まず7円/ℓ安くするためには、ENEOS以外で月間7万以上のカード利用しなければなりません。
これを見落としてはいけませんよ!
ENEOS以外なのでENEOSでガソリンを入れてもノーカウントです。
そして仮にENEOS以外で月間7万以上使っても最大150ℓ/月が上限です。
よってENEOSカードCで得する人はかなり限定的になります。
さらに突っ込んで言えば、ENEOS以外で 月間7万使うのなら楽天カードなどポイント還元率の高いものを使う方が絶対お得になります。
検索上位表示の記事内容で勘違い
まずENEOSカードというキーワード絡みで検索すると当然、ENEOSカードの公式サイトが上位表示されます。
公式サイトなのでこれが情報として最も正しいものである事は間違いありません。
しかし既に申し上げた通り公式サイトを見て普通に勘違いする人がとても多いのが現状です。
更に問題は、勘違いして書いた記事が上位表示されているものがたくさんあるという現象です。
何かを調べてGoogleの検索上位された記事がSEO的に評価されているという事ですが注意しなければならないのは、それが正しい情報とは限らないという事です。
現在Googleは記事内容が正しいか間違っているのか判別ができません。
よってGoogleが現在取っている評価システムは「何が書かれているか!」よりも「誰が書いているか!」を優先しています。
ENEOSカードのジャンルはクレジットカードですので、金融系での信頼度の高い人が書いた記事が優先されて上位表示されるという事になります。
すなわち金融系での信頼度の高い人が書けば間違った情報でも上位表示される事です。
現に多くの上位表示されている記事がヘビーユーザーには「ENEOSカードC」を推奨しているものが多く見受けられます。
ENEOSカードは「C、P、S」の各特徴と要点

ここでは一応ENEOSカード「C、P、S」の各特徴ですが「C」は円で「P」はポイントで説明しているのが分かりにくくしている原因とも言えるでしょう。
結論は月平均55ℓ以上給油する方は「ENEOS CARD P」それ以下は「ENEOS CARD S」で決まりですので、ここは流し読み又は飛ばしてOKです。
〇ENEOSカードC
「C」はキャッシュバックを意味しています。
・ガソリン代が最大7円/ℓキャッシュバック
主な特徴はガソリン代が最大7円/ℓキャッシュバックです。
しかし条件がありますので見逃さないようにして下さい。
・最大150ℓ/月まで
この条件がピッタリという人なんか、ほぼいないと思います。
そもそもこの「C」の存在そのものが不要であり、これを作った意図が理解できません。
「C」がお得だと勘違いして作った人を救う為にも直ちに「C」は廃止すべき存在です。
それは下記のシュミレーション表で証明してますのでご覧ください。
〇ENEOSカードP
「P」はポイントを意味しています。
・ポイントを貯めて商品と交換
主な特徴はENEOSで使うと1000円ごとに30ポイントという高レートです。
ENEOS以外で使うと1000円ごとに6ポイントになってしまいますので、そういう場合は楽天カードを使った方が得です。
ポイントは貯めて商品と交換出来ますが、ガソリン代と相殺する事も出来ます。
むしろガソリン代と相殺のみに使った方がいいと思います。
尚、ポイントには期限がありますので失効しないように注意が必要です。
ENEOSカードの会員ページで1000ポイント単位でガソリン代と相殺の申請が出来ます。
\月平均55ℓ以上の人は「P」/
ENEOSカードの公式サイト
〇ENEOSカードS
「S」はスタンダードを意味しています。
・年1回以上の(ETC含む)利用で次年度の年会費は無料。
スタンダードという名前の通り一般ユーザー向けのカードです。
年に1回でも使えば2年目以降も年会費無料になります。
ガソリン代が常に店頭で表示されている会員価格より2円/ℓ引きになります。
月平均55ℓは行かないけども、年に一回以上使う方は持っていて損はしません。
例えば車を所有していなくてもレンタカーなど何らかの形で年に一回以上使えは年会費はかかりません。
特に一般ユーザーの場合はガソリン以外では使わない方がお得です。
なぜならそれ以外で使ってポイントを貯めてもポイント交換は1000ポイント以上のため、そこまで貯まる前に失効になる可能性が高いからです。
\月平均55ℓ以下の人は「S」/
ENEOSカードの公式サイト
ENEOSカード(C・P・S)どれがお得かのシュミレーション
✅ (C・P・S)どれがお得か!調べ方
では実際に(C・P・S)どれがお得かを示して参ります。
これらを見ればENEOSカードCが不要である事は明白ですのでご覧ください。
この表でも十分わかってもらえるとは思いますが自分の場合はどうなのか、その調べ方の詳細も説明します。
ENEOSカード(C・P・S)どれがお得か!比較表
・ENEOS以外で未使用
・年会費1375円相殺
下記の表の通りENEOS以外でENEOSカード未使用の場合は月平均50ℓまでは「S」それ以上は全部「P」がお得と言う結果になりました。
★この数字は年間で得する金額です
月平均 | ENEOSカードC | ENEOSカードP | ENEOSカードS |
---|---|---|---|
50ℓ | -775円 | 1145円 | 1200円 |
60ℓ | -655円 | 1505円 | 1440円 |
100ℓ | -175円 | 3665円 | 2400円 |
130ℓ | 185円 | 5105円 | 3120円 |
150ℓ | 425円 | 6185円 | 3600円 |
160ℓ | 425円 | 6545円 | 3840円 |
200ℓ | 425円 | 8705円 | 4800円 |
300ℓ | 425円 | 13745円 | 7200円 |
・ENEOS以外で7万円利用
・年会費1375円相殺
一応、ENEOSカードCの特徴である「最大7円/ℓキャッシュバック」を生かすためにENEOS以外で7万円利用の場合のシュミレーションを作りました。
わざわざENEOS以外7万円使っても「P」と一瞬並ぶのが限界のようです。
★この数字は年間で得する金額です
月平均 | ENEOSカードC | ENEOSカードP | ENEOSカードS |
---|---|---|---|
50ℓ | 2825円 | 6185円 | 6240円 |
60ℓ | 3665円 | 6545円 | 6480円 |
100ℓ | 7025円 | 8705円 | 7440円 |
130ℓ | 9545円 | 10145円 | 8160円 |
150ℓ | 11225円 | 11225円 | 8640円 |
160ℓ | 11225円 | 11585円 | 8880円 |
200ℓ | 11225円 | 13745円 | 9840円 |
300ℓ | 11225円 | 18785円 | 12240円 |
\月平均55ℓ以上の人は「P」/
ENEOSカードの公式サイト
・ENEOS以外で7万円利用
・年会費1375円相殺
私はENEOSカードCの存在そのものが不要と考えていますが、可哀そうなので「C」が勝てる目を探してみました。
それは1ℓあたりの単価が下がった場合に一瞬ですが勝者になる目が存在するようです。
勝てる目は135円/ℓ以下で、ENEOS以外で7万円使って、月平均給油量を140ℓ~160ℓの間であれば年間で数百円お得になるという勝ち筋がありました。
こんな器用な使い方は現実的ではない上に、出来たとしても数百円お得レベルだという事を把握しておきましょう。
★この数字は年間で得する金額です
月平均 | ENEOSカードC | ENEOSカードP | ENEOSカードS |
---|---|---|---|
130ℓ | 9545円 | 9785円 | 8160円 |
140ℓ | 10385円 | 10145円 | 8400円 |
150ℓ | 11225円 | 10865円 | 8640円 |
160ℓ | 11225円 | 11225円 | 8880円 |
170ℓ | 11225円 | 11585円 | 9120円 |
ENEOSカード(C・P・S)どれがお得か!調べ方
✔ENEOSカードの公式サイトを開く
↓ ↓ ↓
✔カード診断するのボタンを押す
↓ ↓ ↓
✔診断項目を入力
↓ ↓ ↓
✔診断するのボタンを押す
では下記で画像を使って実践しますのでご覧下さい。
まずはENEOSカードの公式サイトを開きます。




ENEOSカードについてのよくあるQ&A
ENEOSカードの種類(C・P・S)を切り替えたいのですが手続き方法は?
種類(C・P・S)の切替は会員専用ページにて手続き出来ます。
「MY TS3」にログインいただき「カード切替申し込み手続き」から申請して下さい。
EneKeyはどうやって作るんですか?
EneKeyの新規発行は運転免許証とENEOSカードを持参の上、お近くのENEOSサービスステーション店頭にてお申し込みください。
所要時間は10分程度で当日から利用できます。
店頭表示価格がENEOSカードとTポイント価格と同じなのですが、これだと作る意味ないのでは?
店頭によって価格が違いますが、確かにENEOSカード価格とTポイント価格が同額の所もたくさんあるのは事実です。
しかしそれにプラスで各カードの特典がありますので作る意味がないという事はありません。
例えば「P」は高レートのポイント還元、「S」は2円引/ℓなど相当お得になります。
「S」は店頭価格から2円引/ℓのハズですがレシートを見ても2円引/ℓになっていない!
レシート上では2円引/ℓで表示されませんが、請求時に2円引/ℓになります。
請求明細は会員専用ページでご覧できます。
貯めたポイントはどのように利用できますか?
ENEOSカードのポイントはキャッシュバック、ポイント移行または商品交換がございます。
キャッシュバックについては請求額から相殺になります。
なお、交換は1,000ポイント以上からでポイントの有効期間は付与から2年間です。
まとめ
☒現在ENEOSカード「C」所有の方は早急に切り替えを
この記事をここまで読んでいただいた方は「C」はお得じゃない事をご理解できたと思います。
という事で早速「P」に変更しましょう。
変更方法は(C・P・S)の切替は会員専用ページにて手続き出来ます。
☒ENEOSカードの損しない選択方法
月平均55ℓ以上給油する人はENEOSカード「P」それ以下で年に一回以上給油する人はENEOSカード「S」を選択すれば間違いない!
\月平均55ℓ以下の人は「S」/
ENEOSカードの公式サイト
\月平均55ℓ以上の人は「P」/
ENEOSカードの公式サイト
☒ENEOSカード「C」は不要のため選択肢から外す
そもそもENEOSカード「C」は無意味で誤解を招くだけの存在で勘違いして得してると思って実は損している人が多数!
ユーザーの為を思うのなら廃止すべきもの!
☒ENEOSカードはENEOS以外では使わないの方がいい
ENEOSカードはENEOS以外で使うとポイントが付くが、率が低いので使わない方がいい!
ENEOS以外でどこで使っても1%以下になる事がない楽天カードにするべき!
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