Amazon Flexの配達には配達用のアプリを使うためにスマホが必須であるという事は言うまでもありません。
そこで注目されるのは、やはりRakuten UN-LIMITです。
まさに格安スマホ市場がぶっ潰されてもおかしくない様な料金プランです。
ただ、普通にAmazon Flexの配達で利用すると間違いなく割高になりますので気を付けて下さい。
・既にAmazon Flexの配達で楽天UN-LIMITをご利用の方
Rakuten UN-LIMITが割高になる原因は通話料金です。
既にRakuten UN-LIMITを使っていて、通話かけ放題だと思って普通に使っていて後で請求が来てから???高い!なぜ?
と思った人もいる事でしょう。
★この記事でわかる事
・Amazon Flexの配達で高くつく理由
・Amazon Flexの配達で割安にする為には
・Amazon Flexの配達員にはどれが最適か
結論を言うと特定の条件に当てはまればAmazon Flexの配達でRakuten UN-LIMITが最も安くなります。
ちなみにiPhoneは特定の条件外のためRakuten UN-LIMITは最善とは言えなく場合もあります。
楽天モバイルでのAmazon Flexの配達で高くつくケース

Rakuten UN-LIMITはRakuten Linkアプリを経由する事で通話料が無料になります。
逆にRakuten Linkアプリを経由しない場合は30秒22円の通話料がかかるという事です。
✅ 楽天回線のカバーエリア外
後、高くつくケースは楽天回線のカバーエリア外のパートナー回線の利用が5GB超えた場合です。
Rakuten Linkを経由しない
Rakuten Linkアプリを経由させれば国内通話料金が無料でしかも通話品質も全く問題ありません。
しかもLINE通話と違って相手先がRakuten Linkアプリを使っているか否かは関係なくナビダイヤルなど特定の電話番号以外はすべて無料になります。
しかしAmazon Flexの配達でユーザーに電話する時はAmazon Flexの配達アプリからの発信となります。
そのAmazon Flexの配達アプリからの発信した場合Rakuten Linkを経由しません。
これが原因で通話料は無料ではなくデフォルト状態の30秒22円という料金が発生するという事になってしまいます。
Amazon Flexの配達アプリにはユーザーの電話番号は記載されておらず、ボタンをタップする事で電話します。

この時にRakuten Linkを経由しない為、30秒22円という料金が発生する事となります。
特にAmazon Flexの配達のルールで不在時は必ずお客さんに電話しなければなりません。
その結果Rakuten UN-LIMITそのものは安い料金プランであっても、この配達アプリを使うと結果的に高くなってしまったと言う経験をしました。
楽天回線のカバーエリア外
ご存じの通り携帯キャリア大手4社目として参入しましたが、まだ参入歴が短いせいかエリアすべてをカバー出来ていません。
大都市圏内がやっとカバー出来始めたような状態です。
そしてエリア外ではKDDI(au)回線でつながるようにはなっていますが、月間5Gまでしか使えません。
月間5Gを越えても1Gあたり550円で購入出来ますが、この場合はAmazon Flexの配達をやっていると高くついてしまいます。
Amazon Flexの配達をガチ稼働すれば月間5~8G使います。
そもそも追加でギガを買わなければならない地域の場合はRakuten UN-LIMITを選択するべきではないでしょう。
現在のカバーエリアは下記のリンクでご確認下さい。
楽天回線は現在物凄いスピードでカバーエリアを拡大中で、地方都市でも普通に使える状態にはなって来ています。
楽天モバイルでのAmazon Flexの配達で割安にする為には

上記で説明した様な事態が起こるのなら、Rakuten UN-LIMITを使ってのAmazon Flexの配達はやめておいた方がいいのか?
という話になってしまいますが、楽天回線のカバーエリア内でRakuten Linkを経由させる事が出来ればRakuten UN-LIMITは最も安い選択肢になります。
✅ Rakuten Linkサポーター
Rakuten UN-LIMITのみで使える無料通話アプリでRakuten Linkをデフォルトにする事が出来れば、Amazon Flexの配達アプリからの発信も無料に出来ます。
ここで勘違いしてはいけないのが、Rakuten Linkアプリをダウンロードしただけではデフォルト状態ではありません。
Rakuten Linkアプリを経由しないとのAmazon Flexの配達アプリだけではなく、普通にWebサイトの電話番号のリンクをタップしても30秒22円という料金が発生します。
しかしこの設定が完了すればすべてRakuten Linkアプリを経由します。
端末側でRakuten Linkをデフォルトにする
設定からデフォルトでの通話アプリをRakuten Linkにすれが完了です。
ただしそれが設定できる端末でなければなりません。
しかし今のところ端末側で設定できる機種は少ないのでこの手段では解決出来ない人が多いかと思われます。
ちなみに私は2台所有していますが、どちらも不可能でした。
当然のようにiPhoneでは出来ないどころか将来的にも期待は出来ないでしょう。
Rakuten Linkサポーター
・iPhone不可
まず「Rakuten Linkサポーター」という名称ですが、楽天の提供しているアプリではありません。
普通にGoogle Playで検索すれば出てきます。
このアプリを使えば普通に発信する電話からAmazon Flexの配達アプリ経由での発信もすべてRakuten Linkを経由します。
すなわち「0570」などの特殊な電話番号を除けばすべて無料になるという事です。
しかし見落としてはならないのがiPhone不可と言う点です。
ちなみにRakuten Linkサポーターの開発者はiPhone版は作る予定はないとの事です。
これで楽天回線のカバーエリア内でandroidの方はRakuten UN-LIMITを選択しない理由はないのではないでしょうか?
Amazon Flexの配達に楽天モバイルを使わない方がいいケース

安くなると思ってRakuten UN-LIMITにしたのに実は高くついた!と言う事態は避けたいところでしょう。
既に上記で説明した通り基本的にiPhoneユーザーは得にはなりません。
✅ カバーエリア内でも電波が悪い地域
料金以外にも、やはり電波事情も使うか使わないかの判断基準になると思います。
iPhoneユーザー
iPhoneではRakuten Linkサポーターが使えないのでRakuten Linkを経由する手段がありません。
そして現地点では端末側でも設定できません。
よってAmazon Flexの配達の時の通話は30秒22円課金されます。
これを回避する方法は10分かけ放題オプション(1100円/月)を申し込むしかありません。
Amazon Flexの配達専用で使った場合は合計で月3278円かかる事になります。
・10分かけ放題 1100円
このケースは5分放題がついているahamo(ドコモ)2970円より高くなります。
もっともこれは月20G未満での話ですので、それ以上使う人は10分かけ放題オプションをつけてまでもRakuten UN-LIMITを使う価値は出てきます。
しかし月20G未満の場合は絶対的にahamo(ドコモ)にするべきです。
尚、Rakuten UN-LIMITは解約料かかりませんので、もし現在その様な状態の人は解約してahamo(ドコモ)にしましょう。
カバーエリア内でも電波が悪い地域
楽天回線のカバーエリアでも電波の悪い箇所はあります。
昔よくあった、同じ場所でもドコモは電波入っているのにsoftbankは入らない!と言う現象です。
現在の楽天回線がそんな感じです。
当時のsoftbankよりはひどくはないですが、高層階や建物の中でその様な事はちょくちょくあります。
Amazon Flexの配達で言えば、建物に入ってピンポンしても出て来ないお客さんに電話しようと思ったけど電波が入っていない!などです。
こういうのがあまりにも多い場合はかなり非効率になる上に大きなストレスです。
いまだにドコモは電波が入っているけど他は入っていない場所はよくあります。
ストレスフリーに理想なのは、やはりドコモです。ドコモでも電波が入らない場合はあきらめもつくと思います。
後はあなたの許容範囲次第での判断です。
あなたにピッタリのスマホプランを提案

ここではAmazon Flexの配達をやっている人という事を前提におすすめのスマホプランを提案いたします。
Amazon Flexの配達ではゼンリンアプリを使うためにスマホを2台持の人も少なくはないと思います。
ちなみに私の場合は軽貨物もやっていますので当然のようにスマホを2台持ちです。
✅ スマホ2台持ちの場合のおすすめ
安さで一気にシェア拡大を目論もうとする楽天モバイルの新規参入に従来の3大キャリアが立ちはだかってきました。
楽天モバイルにとっては、とてつもない抵抗勢力ですが消費者にとっては嬉しい事です。
docomoはahamo、auはpovo、softbankはLINEMOという名称でのサービス提供。
料金はとても偶然とは思えない同じような金額です。
★旧大手3大キャリアの格安ブランド
名称 | 月額(20GB) | 5分放題 | かけ放題 | 詳細 |
---|---|---|---|---|
ahamo(ドコモ) | 2970円 | 0円 | 1100円 | 公式HP |
povo(au) | 2728円 | 550円 | 1650円 | 公式HP |
LINEMO(sb) | 2728円 | 550円 | 1650円 | 公式HP |
これらの中でやはりイチオシはahamo(ドコモ)です。
その理由は無制限のかけ放題は不要!5分かけ放題で事足りるとの判断。
となるとahamo(ドコモ)が一番安くなります。
★Rakuten UN-LIMIT
データ利用量 | 1回線目 | 2~5回線目 |
---|---|---|
1GBまで | 0円 | 1078円 |
3GBまで | 1078円 | 1078円 |
20GBまで | 2178円 | 2178円 |
無制限 | 3278円 | 3278円 |
旧大手3大キャリアの格安ブランドよりも更に安くシェア拡大をはかる楽天モバイルの料金プランです。
これはもはや格安スマホ業界が吹っ飛びそうな金額です。
スマホ1台持ちの場合のおすすめ
Amazon Flexの配達で8GB使う事を前提でシュミレーションしておすすめを選出します。
・android端末
・Amazon Flex以外で12GB以上
おすすめ ⇒ Rakuten UN-LIMIT
楽天回線エリアで20GB以上ですのでRakuten UN-LIMITで3278円/月がベスト
・android端末
・Amazon Flex以外で12GB未満
おすすめ ⇒ Rakuten UN-LIMIT
楽天回線エリアで20GB未満ですのでRakuten UN-LIMITで2178円/月がベスト
・iPhone端末
・Amazon Flex以外で12GB以上
おすすめ ⇒ Rakuten UN-LIMIT、10分かけ放題オプション
楽天回線エリアで20GB以上ですのでRakuten UN-LIMITでオプション込みで4378円/月がベスト
・iPhone端末
・Amazon Flex以外で12GB未満
おすすめ ⇒ ahamo(ドコモ)
楽天回線エリアで20GB未満ですがiPhone端末なのでahamo(ドコモ)で2970円/月がベスト
・android端末
・Amazon Flex以外で12GB以上
おすすめ ⇒ 旧3大キャリアの普通のプラン
楽天回線エリア外で20GB以上ですので旧3大キャリアの普通のプランがベスト
・android端末
・Amazon Flex以外で12GB未満
おすすめ ⇒ ahamo(ドコモ)
楽天回線エリア外で20GB未満でのでahamo(ドコモ)で2970円/月がベスト
・iPhone端末
・Amazon Flex以外で12GB以上
おすすめ ⇒ 旧3大キャリアの普通のプラン
楽天回線エリア外で20GB以上ですので旧3大キャリアの普通のプランがベスト
・iPhone端末
・Amazon Flex以外で12GB未満
おすすめ ⇒ ahamo(ドコモ)
楽天回線エリア外で20GB未満ですのでahamo(ドコモ)で2970円/月がベスト
スマホ2台持ちの場合のおすすめ
★楽天回線カバーエリア
順位 | メインスマホ | サブスマホ |
---|---|---|
1位 | Rakuten UN-LIMIT | ahamo |
2位 | Rakuten UN-LIMIT | 格安SIM |
3位 | Rakuten UN-LIMIT | Rakuten |
まず楽天回線カバーエリアはメインスマホにRakuten UN-LIMITを選択しないという選択は無い!
iPhone端末を使う場合は10分かけ放題オプションを忘れずに!
1位のサブスマホは無難にahamo、2位の格安SIMはメインのRakuten UN-LIMITのテザリングを利用するのでギガが低くてもいい、3位はRakuten UN-LIMITを2台持つという事で、2台目は1078円/月かかります。
★楽天回線カバーエリア外
順位 | メインスマホ | サブスマホ |
---|---|---|
1位 | 旧3大キャリア | Rakuten |
2位 | 旧3大キャリア | 格安SIM |
3位 | 旧3大キャリア | ahamo |
楽天回線カバーエリア外のメインは旧3大キャリアのドコモ、au、ソフトバンクの格安ブランドではない普通のプランです。
1位のサブスマホRakuten UN-LIMITですが、メインスマホのテザリングで0円運用も可能。2位は格安SIMで0円運用は無理だがメインスマホのテザリングがあるのでギガが低くてもいい、3位無難にahamoですがメインがドコモの場合はpovoやLINEMOでもいい。
まとめ
☒Amazon Flexの配達で楽天モバイルが高くつくケース
・楽天回線のカバーエリア外はKDDI(au)回線で5GBまでで追加で買わなければならなくなる!
・Rakuten UN-LIMITがデフォルト状態でUber Eatsの配達アプリから発信すると30秒22円の料金がかかる!
・Rakuten Linkアプリを入れるだけだとUber Eatsの配達アプリでは無料通話にならない!
☒Amazon Flexの配達で割安にする為には
・端末側でRakuten Linkをデフォルトにするか出来ない場合はRakuten Linkサポーターを入れる事でRakuten Linkを経由するので無料通話に出来る。
・但しiPhoneではRakuten Linkサポーターが使えないのでiPhoneユーザーは10分かけ放題オプションを入れた方がいい!
☒Amazon Flexの配達員にはどれが最適か
・楽天回線カバーエリアならRakuten UN-LIMITを選択しないという選択は無い!
・楽天回線カバーエリア外はahamoか旧3大キャリアの格安プランではないプランがおすすめ!
・スマホ2台持ちの場合ケースバイケース