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軽貨物業務委託会社のピンハネの仕組みと実態!所属するメリット・デメリットを徹底解説

軽貨物ドライバーの多くの人が「軽貨物業務委託会社」に所属していますが、現状の条件に満足していますでしょうか?

所属するとロイヤリティという名の手数料が発生し、これが事業主としての利益を圧迫します。

むろんその手数料が軽貨物業務委託会社の利益になるのですが、その仕組みと闇の部分も含め解説してまいります。

・軽貨物を始めようと検討中の方
・既に軽貨物で稼動している方

まず現役の軽貨物ドライバーの私が言うのも何ですが、これから軽貨物を始めようと検討中の方!可能な限り軽貨物への参入をしない事をおすすめします。

理由は「軽貨物ドライバーでは生活できない!給料明細と実際の手取りを徹底解説」を読めばわかると思います。

又、既に委託会社に所属して稼動している方には軽貨物業務委託会社の闇の部分を教えましょう。

この記事でわかる事

軽貨物業務委託会社の仕組み

軽貨物業務委託の闇

運送業者側のメリット・デメリット

所属するメリット・デメリット

軽貨物業務委託会社の存在そのものを「悪」と位置づけしている人もいますが、現実はこの存在なしでは軽貨物の仕事ができなくなる人がたくさんいるのも事実です。

この記事では軽貨物業務委託会社に仕組みと闇の部分、そして所属するメリット・デメリット、更に運送業者側のメリット・デメリットを解説してまいります。

軽貨物業務委託会社の仕組み

軽貨物業務委託会社の仕組み
  • 軽貨物業務委託会社とは
  • 手数料の相場と支払いサイクル
  • ドライバーの立ち位置

軽貨物業務委託会社の仕組みについての詳細を解説をします。


軽貨物業務委託会社とは

軽貨物業務委託会社とは通称、委託会社とか所属会社と呼ばれており、役割としては配送の仕事の契約を取ってきて所属ドライバーに仕事の提供をする。

更にその所属ドライバーの教育などのフォローまで行うのが通常です。

個人事業主として軽貨物運送業を行うにあたって特に新規参入の場合は、黒ナンバー取得から仕事の斡旋、教育までやってくれますので軽貨物業務委託会社に所属するメリットが多いにあります。

同じ様な仕組みを例にすれば、芸能人が芸能事務所に所属して仕事をもらって支援してもらいながら活動しているなどです。

もう1つは、派遣会社のような流れで所属して仕事をもらって稼働していますので、例えるなら「社会保険に加入できない派遣会社」のような感じです。

手数料の相場と支払いサイクル

軽貨物業務委託会社に所属するとロイヤリティという名の手数料が発生し、このロイヤリティの相場は売上げ報酬に対して10~20%かかります。

又、報酬の支払いサイクルは締日から30~60日サイクルです。

最近では人材確保のため、このサイクルを短くする委託会社も増えて来ましたが、まだまだ60日サイクルのところが多い印象です。


ドライバーの立ち位置

先ほど、芸能事務所を例えとして上げましたが、ドライバーの立ち位置は芸能事務所で言えばその芸能事務所に所属している芸能人と同じ立ち位置です。

芸能人は所属する芸能事務所の力量が、その先の人生を左右します。

それと同じようにドライバーも所属する委託会社によって仕事内容や報酬金額、手数料のルールなど将来をも左右する可能性があります。

そのため委託会社選びは、きちんと情報収集をして決めましょう。

ちなみに軽貨物業務委託会社は無数にありますが、かなりの高確率でろくなところがないので、ある程度覚悟が必要です。

軽貨物業務委託会社の闇

軽貨物業務委託会社の闇
多重構造の闇
支払う手数料の闇
消費税の闇

軽貨物業務委託会社では所属ドライバーには見えていない多くの闇があります。

尚、この闇は業務委託会社イコール全社に該当するわけではなく、良心的なところもある様です。


軽貨物業界の多重構造の闇

  • 1次受けは限りなく少ない
  • 2~5次受けが普通

多重構造と言えば、公共事業のイメージがありますが運送業界、そして軽貨物業界にも存在します。

公共事業との大きな違いは、多重構造により報酬が軽貨物ドライバーに辿り着く頃には低賃金状態になっているところが多くなっていおります。


1次受けは限りなく少ない

1次受けに所属できるケースはほとんど無いと思った方がいいでしょう。

例えば1次受けであるヤマト運輸や佐川急便から委託会社を通さず直で仕事を受ける場合がこれに該当します。

現在この場合、ヤマト運輸や佐川急便の下請けで委託会社が入り、そこから個人事業主の軽貨物ドライバーに仕事が流れる仕組みです。

ちなみに2024年1月31日に個人事業主約3万人の契約を終了したネコポスやクロネコDM便の配達員は、1次受けに所属という扱いです。

個人事業主約3万人の契約を終了で話題になり、その理由も色々言われておりますが禁句なのかなかなか本当の理由を誰も言わないので私が変わりに言ってしまいましょう。

本当の理由はインボイス制度が開始したからです。

よって軽貨物に関しても同様、インボイス問題がありますので下請けに委託会社を入れる方針は変わらないと考えられます。


2~5次受けが普通

上記で解説した、ヤマト運輸や佐川急便の下請けで委託会社が入り、そこから個人事業主の軽貨物ドライバーに仕事が流れる仕組みなのですが、まだその先があります。

ヤマト運輸や佐川急便の下請けの委託会社をとした場合、その①の下請け委託会社もいて更に②の下請け委託会社の下請け委託会社がいるといった具合に最大5次受けまでいると言われています。

もちろんこの階層が多ければ多いほど、そこで手数料が中抜きされますので、どんどんドライバーの報酬が下がるのは言うまでもありません。

支払う手数料の闇

  • 目に見えない手数料
  • 事務手数料
  • 架空の貨物保険

軽貨物業務委託会社の利益は所属ドライバーからのロイヤリティ以外にも様々な利益を確保しているところもあります。

その利益はほとんどは、わかりやすく言えば所属ドライバーからの吸い上げです。


目に見えない手数料

まず、目に見える手数料は支払い報酬明細書で確認できるものでロイヤリティ、事務手数料、貨物保険料などです。

目に見えない手数料とはこの明細書にない手数料で、これが存在している委託会社が普通にあります。

前記の「2~5次受けが普通」で出てくる下請け委託会社①②③④で解説します。

尚、この方式は全部が全部の委託会社がやっているとはいいませんが多くは、やっているとものと思った方が無難です。

例えば下請け委託会社に22,000円⇒下請け委託会社に20,000円⇒下請け委託会社に18,000円⇒下請け委託会社に16,000円と仮定します。

④以降の下請けに関しては、だいぶ中抜きされた後なのでそのまま16,000円から10~20%を引いたものが支払い報酬で、特に目に見えない手数料はないところが多いでしょう。

下請け委託会社①②③はだいたい2,000~6,000円中抜きしており、これが目に見えない手数料です。

例、委託会社①が下請けに流さず直接所属のドライバーに報酬を出した場合

元請けから22,000円入金 → 6,000円中抜き → 16,000円が報酬だと所属のドライバーに提示 → それから10~20%を引いたものが支払い報酬

この場合、所属ドライバーは普通に16,000円の仕事でそこから10~20%引かれるものと認識します。

「6,000円中抜き」部分が目に見えない手数料でドライバーには気づかれず、委託会社のトップシークレットとされているハズです。

つまり見えてる手数料で2,500円ぐらい中抜きされ、見えない手数料で6,000円中抜きの合計8,500円の中抜きになります。

これが「目に見えない手数料」の闇です。

事務手数料

売上げ報酬からロイヤリティを引き、更に事務手数料という名目で引かれるものがあります。

どうやらロイヤリティだけでは満足できないようで、何の事務の手数料なのか理解できる人はいるのでしょうか?

しかしさすがにこれは、面接時に説明はあると思いますので、納得の範囲か否か自己判断して下さい。


架空の貨物保険

売上げ報酬から差し引かれるもので、当たり前の様にインチキを行っているのが、○○メンバーズクラブとか○○共済会などのもっともらしい名称架空の貨物保険です。

要は貨物保険らしき名称で、定額を天引きしている委託会社がたくさんあります。

貨物に何かあった場合本当に保障してくれるのかどうかはわかりませんが、競馬の呑み屋の様な行為です。

この場合は、自分で貨物保険は入っている事を伝えて、それでも強制加入の場合は完全に呑み屋だと判断して構いません。

消費税の闇

  • インボイス導入前
  • インボイス導入後

とうとうインボイス制度が導入されてしまいましたが、軽貨物ドライバーはこの影響をダイレクトに受けます。

そして軽貨物業務委託会社も影響受けるので、いかに所属ドライバーに負担させるかが存続のポイントにもなっています。


インボイス導入前

軽貨物ドライバーは一般のサラリーマンと比べても情弱な人が多いせいか、委託会社に丸め込まれている傾向があります。

その最たる例は、消費税を払わないという行為とその理由です。

理由は「年収1,000万」未満は消費税免税だからといいます。

委託会社は元請けから消費税が入っていますので、ドライバーにとっては実質の手数料増にしかなりません。

これで納得させられる方にも問題はありますが、こんなふざけた理由で払わない所はまともなところではないと判断しても構いません。

ちなみにインボイス導入前のこのパターンは判例があり、裁判すれば消費税分をさかのぼって取れます。


インボイス導入後

軽貨物事業者にとってはとてつもなく重いインボイスがとうとう導入されてしまいました。

当分の間は経過措置で2%、5%と軽減措置はでておりますが、委託会社はどう対応しているか例を上げてみます。

最もドライバーから見て有難い対応している委託会社は、消費税分委託会社が負担するというところもあります。

今は経過措置2%なのでそういうところもありますが、これが5%、満額の10%となっても委託会社が負担できるかどうかが注目です。

しかしほとんどは、インボイス登録している人には消費税は払う、未登録の場合はその分差し引くという対応を取っております。

ちなみにインボイス導入前から消費税を払っていなかった委託会社は、今まで払っていた報酬は税込みだ!と言い出し、報酬に消費税の内訳を付けてインボイス登録していれば消費税は払う、未登録の場合はその分引くという対応を取り始めたようです。

運送業者が委託会社を利用するメリット・デメリット

運送業者が委託会社を利用するメリット・デメリット
運送業者側のメリット
運送業者側のデメリット

軽貨物業務委託会社を利用する側の運送業者は委託会社の仕組みや実態をよく知っており、もちろん闇と言われる様な部分も含めてです。

その上で委託会社を利用するのは、やはりメリットの方が圧倒的に多いからです。


運送業者側のメリット

  • 管理運営の効率化
  • インボイス対策
  • 教育の効率化
  • リスク管理

軽貨物業務委託会社を利用するメリットは主にこの5つです。


管理運営の効率化

ドライバーの報酬の支払いの際、振込先は委託会社にまとめて払う事ができるので、事務管理が断然楽になります。

更に需要の変動に応じて迅速にドライバーを増やしたり減らしたりできるため、自社で車両やドライバーの数の調整が不要になるのがメリットです。

それにより運営の効率化が測れることから利用されています。


インボイス対策

インボイス制度が開始され、消費税をどっちが負担するのかを話し合わなければなりません。

軽貨物は年収1,000万オーバーはあり得ない世界なので、この負担問題がこじれると、公取がでてきたり問題が発生する可能性があります。

しかし委託会社に丸投げする事で、後は委託会社と所属ドライバーで決めて下さい!これで問題が解決されます。


教育の効率化

委託会社は運送業務の専門知識を持っており、効率的で信頼性の高いサービスを提供できます。

よってドライバーが新人でも委託会社が同乗などして教育してくれますので、何もしなくても仕事がまわります。


リスク管理

車両の故障やドライバーの問題などのリスクを分散でき、委託会社はこれらのリスクを管理するための体制を整っています。

更にドライバーの急な休みなどは、そのドライバーの所属する委託会社が代走を用意してくれるなど、運送業者側に負担をかけません。

また、車両事故の場合でも委託会社が車両の手配や遅れ分の配達もフォローしてくれます。

運送業者側のデメリット

  • 品質管理の難しさ
  • ブランドイメージの影響
  • 依存リスク

軽貨物業務委託会社を利用するデメリットは主にこの3つです。


品質管理の難しさ

とりあえず荷物を投げるとかは論外としても、配達する中でやはり出てくるのは、誤配や破損などです。

これはドライバーの慣れの問題なのですが、入れ替わりの激しい業界なので、どうしても定期的に未経験者が入って来る事は避けられません。

こればかりは慣れるまで我慢して、定期的に問題発生する覚悟をする必要があります。


ブランドイメージの影響

そこの会社のユニフォームを着ているので、変な事をすれば会社のイメージが悪くなります。

実際は個人事業主のドライバーでも、ヤマトの仕事をする時はヤマトのユニフォームを着ますので、外部から見たら誰が見てもヤマトの人間です。

その格好で何かされたイコールその会社になってしまうので、それだけでもリスクを背負っています。


依存リスク

委託会社は便利な存在ですが、依存しすぎても問題はでてきます。

荷主側が委託会社をいつでも切れるように、委託会社も運送業者を切る事ができます。

よって、1つの委託会社に依存しすぎると、手に負えなくなる様な問題に発展する可能も否定はできません。

そのため、複数の委託会社に分散するなど、自社でコントロール可能な状態を維持する必要が出てきます。

軽貨物業務委託会社に所属するメリット・デメリット

軽貨物業務委託会社に所属するメリット・デメリット
所属するメリット
所属するデメリット

軽貨物業務委託会社というと、ピンハネや多重構造などネガティブなキーワードが多いのですが、ドライバーにとってはメリットもたくさんあります。

そのメリットを十分に活用出来る方は、むしろ積極的に軽貨物業務委託会社に所属する事をおすすめします。


所属するメリット

  • 初期投資の削減
  • ノウハウの共有
  • サポート、フォロー

軽貨物業務委託会社に所属するメリットは主にこの3つで、何だかんだ文句言いながらでも新参者には理想の環境です。


初期投資の削減

軽貨物を始めるためには車両が必要になりますが、新参者にはずっと続けられるかどうかもわからない業界です。

そのために車両を買うのは、あまりにも大きな賭けになってしまいます。

しかし、多くの委託会社では車両を貸してくれますので、ずっと続けられるかどうか判断するには最も理想の条件とも言えるでしょう。


ノウハウの共有

当然、新参者にとっては何をどのようにすればいいのか、仕事そのものができない状態からのスタートです。

そういう新参者にひとり立ち出来るまで指導してくれますので、何の心配もありません。

又、その現場の環境がどうしても嫌な場合などでも、変更してもらったり、ある程度のわがままも聞いてもらえます。


サポート、フォロー

何かあった時のサポートやフォローをしてくれます。

例えば車両が事故や故障などで修理が必要な場合、修理屋では黒ナンバーの代車はありません。

そういう場合でも車両のレンタルや自社で保有の黒ナンバー車など用意してもらえます。

又、急遽、休まなければならない事情が発生した場合でも代走を出してもらえるなどフォローはしっかりしています。

所属するデメリット

  • ロイヤリティが運営を圧迫
  • 労働条件が不透明
  • 報酬未払いのリスク

軽貨物業務委託会社に所属するメリットは主にこの3つです。


ロイヤリティが運営を圧迫

やはりロイヤリティの負担が大きいのは事実でこれが個人事業主として運営を圧迫します。

その委託会社に所属する際に了承の上で所属しているため、どうしようもないのですが、メリット・デメリットの双方をふまえて納得できる間は諦めるしかありません。

長年稼働していると人脈もできますので、そこで情報収集して条件の良いところがあれば移籍するのも選択肢の1つでしょう。


労働条件が不透明

長時間労働や休憩時間が少ないことがあり、労働環境が厳しい場合があります。

これは配属された後で初めてわかる場合もあり、こればかりは運にも左右されます。

どうしても厳しい場合は委託会社に相談してみてください。

但し、あなたが新参者だったらその仕事をキツイと思っていても、実は他と比べると楽なところだったというケースもあります。


報酬未払いのリスク

委託会社はそれなりの規模と言ってもやはり小粒揃いですので、所属すること自体リスクがあります。

よく聞くのが、報酬が支払日に入金されていなかった!や所属を抜けた後は報酬の支払いを遅らされた!とか夜逃げされて報酬が貰えなかったなど。

まずはだらしなさからの入金遅れもあれば、悪意をもって所属を抜けた人のものは払い渋るなど、あり得ない事がよくあるのが軽貨物の世界です。

そしてすごいのは、3次受けの会社に所属していた人の話で、報酬が入金されなかったので会社に電話したら、2次受けの会社が飛んでうちにお金が入って来ない、だから払えない!と言われたそうです。

もちろんそれで引き下がらず、払うように催促すると「俺は悪くない!文句は2次受けの会社に言え!」と逆切れされる始末だったと聞きました。

委託会社の社長はこの様なレベルの人が多いとは聞いていましたが、気の毒なのは雇用保険に入っていないので夜逃げされても保証されない事でしょう。

そもそも報酬の支払いサイクルが長すぎるのが問題で、たっぷりロイヤリティを取っているのなら最低でも30日サイクルにするべきだと思います。

参考までに、私は30日サイクル以上は却下してます。

まとめ

☒ 軽貨物業務委託会社の仕組み

・配送の仕事を契約して所属ドライバーに仕事の提供し、更にその所属ドライバーの教育などのフォローまで行う。
・報酬の支払いサイクルは締日から30~60日サイクルでロイヤリティは10~20%
・ドライバーの立ち位置は芸能事務所で言えばその芸能事務所に所属している芸能人と同じ立ち位置

☒ 軽貨物業務委託の闇

・1次受けは限りなく少なく2~5次受けが普通
・目に見えない手数料、架空の貨物保険、事務手数料など

☒ 運送業者側のメリット・デメリット

・メリット
管理運営の効率化、教育の効率化、リスク管理、インボイス対策など全部委託会社に押し付けられる

・デメリット
品質管理の難しさ、ブランドイメージの影響、依存リスクなどがある

☒ 所属するメリット・デメリット

・メリット
初期投資の削減、ノウハウの共有、サポート、フォローがあるので特に新参者に向いている

・デメリット
ロイヤリティが運営を圧迫、労働条件が不透明、報酬未払いのリスクがある





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