- 2025年11月8日
ようこそ!軽貨運送業の世界へ!
この記事に辿り着いた方は、何かのキッカケで軽貨物の仕事をやってみようと考えている人ではないでしょうか?
これから軽貨物運送業を始めたい方は、この記事を丁寧に最後まで読んで下さい。
既に始めている方は、流し読みで必要と思われる部分だけでもご覧いただけれは、新たな発見があるかも知れません。
この記事の内容
✔ 軽貨物運送業を始める前に知るべき知識
✔ 軽貨物運送業の始め方から実働まで
✔ 軽貨物を恒久的にやるリスクとその対策
最後まで読む事で、軽貨物運送業をやっていく上での必要な知識を網羅的に知ることができます。
なかには、この記事を読む事で軽貨物運送業をやらないという選択をする人もいるかも知れません。
いずれにしても、軽貨物運送業という業界と仕組みと現実を知る事が重要です。
>>>この記事の執筆者「下剋上軍師」の詳細
軽貨物運送業を始める前に知るべき知識

✅ 軽貨物運送業という業界を知る
✅ 稼ぎと経費、手取りを知る
✅ 開業する前に準備しておくべきもの
これから軽貨物運送業を始めようとしている方は、何も考えずに飛び込むのではなく、業界を知り、どれぐらいの稼ぎになるか知る事が重要です。
それらを理解した地点で、事前に準備をすすめましょう。
軽貨物運送業という業界を知る
■本当に軽貨物をやるべきかの判断
■軽貨物運送の仕事内容を知る
■口コミや評判をチェックする
軽貨物運送業という業界は、他の業種と比較しても稼げない業界です。稼げる業界だと思っていましたか?
まず、軽貨物運送業を始める前に業界を知る事が重要です。
本当に軽貨物をやるべきかの判断
・正しく的確な情報収集
軽貨物運送業を始める前の段階で、一番最初にやるべきことは、軽貨物運送業に関しての情報収集です。
その理由は、この段階で本当に軽貨物運送業をやるべきか、やめとくべきかの判断をするためです。
あなたも既に、ある程度の情報収集をしているとは思いますが、軽貨物運送業に関する記事やYouTubeでは正しい情報が得られていない可能性があります。
まず、軽貨物系YouTubeの発信者の言う「稼げるの」定義が特殊で、知らない人が見たら稼げる業種と思ってしまうかも知れません。
又、ブログなど記事メディアの場合、軽貨物ドライバーが書いたものは存在はしますが、検索ではほぼ出てきませんので、それを目にすることができないのが現状です。
結局、出てくるのは大手運送会社、求人サイト、軽貨物委託会社などのオウンドメディアです。
そういうところは、無難な記事内容ばかりで、軽貨物のデメリット部分がなかなか伝わりづらいと感じます。
当たり前のことですが、当サイトのように「軽貨物は稼げない!」や「軽貨物はやめとけ!」などの記事は書かないでしょう。
そういった中で、軽貨物運送業という業界を知るためには、あなた自身がネット上の数多くの情報を精査する力が必要になります。
軽貨物運送の仕事内容を知る
★ 宅配
★ 企業配
★ スポット配送
★ フードデリバリー
軽貨物運送の仕事は概ねこの4つです。
宅配便の仕事内容
・キツイけど稼げる
ヤマト、佐川、日本郵政などでお馴染みの宅配便で、軽貨物で最もキツイけど稼げると言われているのが、これらの宅配便です。
仕事内容は物流センターで荷物を積み込みをして個人宅に配達する仕事です。
これらの仕事をしたい場合は、基本的に委託会社に所属する事で可能になります。
そのため各委託会社ごとに報酬も、個数単価制なのか、日当制なのか規定が違いますので希望する場合は委託会社選びが重要になります。
又、Amazonフレックスの場合は直契約になりますので、委託会社に所属する必要はありません。
企業配送の仕事内容
・基本は土日祝が休み
企業配は店舗やオフィス、医療機関などに荷物を届る仕事で、基本的に同じところか、同じようなところに毎日配達します。
企業配のため土日祝が休みのケースが多くなります。
仕事内容は物流センターで荷物を積み込みをして、店舗やオフィス、医療機関などに配達する仕事です。
わかりやすい例としては、アスクル、たのめーる、カウネットなどの事務用品の配達も企業配です。
これらの仕事をしたい場合は、基本的に委託会社に所属する事で可能になります。
そのため各委託会社ごとに報酬の規定が違いますので希望する場合は委託会社選びも重要になります。
スポット配送の仕事内容
・作業時間よりも運転時間が長い
スポット配送は主に緊急での配送に利用され、短いもので10キロ、長いもので東京→大阪など様々なケースがあります。
仕事内容はスポット配送の依頼主先で荷物を積み込みをして指定先に配達する仕事です。
よくある例としては、宅配会社の仕分けミスや積み忘れなどの荷物を緊急で運んでもらうなどが、スポット配送です。
これらの仕事をしたい場合は、赤帽やスーパーカーゴに加盟するか、PickGoやLalamovenaなどに登録して仕事を獲得するのが現実的と言えるでしょう。
フードデリバリーの仕事内容
・自分のペースで仕事ができる
フードデリバリーは軽貨物でも可能で、現在、フードデリバリー界で軽貨物で稼働している人は約20%ほどいるそうです。
仕事内容はスマホアプリで受託後、店舗からピックして注文ユーザーに届ける仕事です。
Uber Eatsや出前館などが有名どころですが、その他、menu 、Wolt、ロケットナウなどもあります。
フードデリバリーの仕事をしたい場合は、これらのアプリをダウンロードして登録すれば、最短即日可能になります。
口コミや評判をチェックする
・口コミや評判は参考程度に
軽貨物運送業は、宅配業や企業配など色々ありますが、それぞれの口コミや評判をチェックしましょう。
ただ、注意点は、口コミ情報はステマが多く、特にアフィリエイトなどの口コミはそのサイト運営者が都合のいいように書く事ができるので全く信用できません。
やはり誰でも自由に直接書き込む事が可能な口コミ情報が信頼度が高いです。
又、口コミ情報は基本的には悪い口コミが多いのが普通だと思った方がいいでしょう。
その理由は、ショッピングサイトの口コミと大きく違い、わざわざ軽貨物関連の口コミ掲示板を探してから書込みしなけらばならないからです。
そのため、満足している人は口コミ掲示板をわざわざ探して書き込みするという行動は取らない人が多数のため、結果的に口コミ掲示板に高評価の書き込みが少なくなります。
一方、満足できていない人は、頭にきている状態で行動するため、わざわざ口コミ掲示板を探してでも書き込みするという行動をとる人が多くなり、結果的に低評価が増えるという現象が起きます。
よって、口コミや評判をチェックする際には高評価か否かではなく、その内容と書込みした人の心理を考察する事で、参考にするべきか否かが判断できるハズです。
稼ぎと経費、手取りを知る
■宅配の稼ぎと経費
■スポット配送の稼ぎと経費
■企業配送の稼ぎと経費
■フードデリバリーの稼ぎと経費
軽貨物運送業を始める前に知っておくべきなのは稼ぎと経費、つまり手取りがどれぐらいになるかを知っておきましょう。
何だかんだ言っても、これが個人事業主として一番重要な点ではないでしょうか?
宅配の稼ぎと経費
★ 宅配の売上 20~70万
★ 宅配の経費 9~22万
宅配の稼ぎと経費についてそれぞれ解説します。
宅配の売上20~70万
売上は歩合制なのか、日当制なのか、Amazonフレックスなのか又、週何日、何時間稼働するかなどによって全く変わってきますので20~70万と幅を大きくとっております。
歩合制にしても日当制にしても委託会社によって結構違い、なかには悪質な委託会社まで存在する業界です。
詳細は「軽貨物で宅配での稼ぎと経費」で自分の場合はどうなるかシュミレーションしてみて下さい。
宅配の経費9~22万
経費は車両代、車両メンテ費、任意保険代、ガソリン代、駐車場代、携帯代、ロイヤリティなど人によって大きく違うので、9~22万と幅を大きくとっております。
例えば、車両は新車の場合と30万ぐらいの中古とでは違うし、ロイヤリティも委託会社によっても違うし、Amazonフレックスの場合はロイヤリティはありません。
詳細は「軽貨物で宅配での稼ぎと経費」で自分の場合はどうなるかシュミレーションしてみて下さい。
スポット配送の稼ぎと経費
★ スポット配送の売上 10~100万
★ スポット配送の経費 15~35万
スポット配送の稼ぎと経費についてそれぞれ解説します。
スポット配送の売上10~100万
売上のポイントは安定しておいしい仕事が取れるかどうかで大きく変わってきますので10~100万と幅を大きくとっております。
スポット配送と言えば、赤帽かスーパーカーゴが有名ですが、PickGo、ハコベル、Lalamoveなどのスマホマッチングアプリなどがあります。
実際にスポット配送で年1,000万以上稼ぐ人もいれば、全然稼げなくて徹底する人もおり、やってみなければわからない世界です。
スポット配送の経費15~35万
経費は車両代、車両メンテ費、任意保険代、ガソリン代、駐車場代、携帯代など人によって大きく違うので、15~35万と幅を大きくとっております。
例えば、車両は新車の場合と30万ぐらいの中古とでは違うし、赤帽なのかスーパーカーゴなのかPickGoなのかによっても違います。
ただ、スポット配送は作業時間よりも運転時間が圧倒的に長いため、ガソリン代がもっともかかる経費です。
企業配送の稼ぎと経費
★ 企業配送の売上 25~35万
★ 企業配送の経費 12~18万
企業配送の稼ぎと経費についてそれぞれ解説します。
企業配送の売上25~35万
売上は週何日、何時間稼働するかなどによって全く変わってきますので25~35万と幅を大きくとっております。
企業配送は業務内容や委託会社によって結構違いますが、企業配送ゆえに土日祝休みが原則で、その分稼ぎが減り物足りなさがあるかも知れません。
詳細は「軽貨物で企業配送の稼ぎと経費」で自分の場合はどうなるかシュミレーションしてみて下さい。
企業配送の経費12~18万
経費は車両代、車両メンテ費、任意保険代、ガソリン代、駐車場代、携帯代、ロイヤリティなど人によって大きく違うので、12~18万と幅を大きくとっております。
例えば、車両は新車の場合と30万ぐらいの中古とでは違うし、ロイヤリティも委託会社によっても違います。
詳細は「軽貨物で企業配での稼ぎと経費」で自分の場合はどうなるかシュミレーションしてみて下さい。
フードデリバリーの稼ぎと経費
★ フードデリバリーの売上 30~50万
★ フードデリバリーの経費 12~16万
フードデリバリーの稼ぎと経費についてそれぞれ解説します。
フードデリバリーの売上30~45万
フードデリバリーはどれだけの時間稼働できるか、又稼ぐための工夫などによって全く変わってきますので30~50万と幅を大きくとっております。
現実的には、いくら頑張っても月100万円超えるのは難しいですが、50万円越えは可能です。
詳細は「軽貨物でフードデリバリーの稼ぎと経費」で自分の場合はどうなるかシュミレーションしてみて下さい。
フードデリバリーの経費12~16万
経費は車両代、車両メンテ費、任意保険代、ガソリン代、駐車場代、携帯代など人によって大きく違うので、12~16万と幅を大きくとっております。
例えば、車両は新車の場合と30万ぐらいの中古とでは違うし、何といっても稼働頻度によってガソリン代が大きく変わってきます。
詳細は「軽貨物でフードデリバリーの稼ぎと経費」で自分の場合はどうなるかシュミレーションしてみて下さい。
開業する前に準備しておくべきもの
■クレジットカード
■ある程度の資金
まずは今の仕事を辞めた後の場合、すなわち無職になるためクレジットカードが作れません。
現在、在職中の方は在職中にクレジットカードを作っておきましょう。
クレジットカードの準備
・開業したては無職同等の信用レベル
なぜ軽貨物運送業を開業する前でなければならないのかは、クレジット審査が通らなくなるからです。
軽貨物運送業はフリーランスですので、開業したての人はフリーターよりも審査が厳しいとも言われています。
クレジット審査が通らないイコール、軽貨物運送業の経費削減に欠かせないガソリンカードも作れないという事になります。
ある程度の資金の準備
・何事もお金があれば何とかなる
軽貨物運送業を始めるにあたっては、何かとお金が必要になりますので、ある程度の資金が必要です。
例えば、委託会社に所属した場合、入金サイクルが遅いため入金までの間、ある程度の運転資金が必要。
軽貨物車両の準備の際、一括で購入する資金が必要。(ローン会社の承諾を得られればローンでも可能)
配送マッチングアプリで仕事をする場合でもアカウント停止リスクがある。
これらの問題に備えて、少なくとも数か月は持ちこたえられる資金は用意しておきましょう。
軽貨物運送業の始め方から実働まで

✅ 黒ナンバー取得する
✅ 軽貨物で稼ぐ手段の種類
✅ おすすめの運営手段
ここでは、軽貨物車両の黒ナンバー取得から稼ぐ方法の種類、そしておすすめ軽貨物運送業としての運営手段について解説します。
黒ナンバー取得する
■自分で取得する
■委託会社に協力してもらう
■行政書士に依頼する
軽貨物運送業を始めるには、黒ナンバーの取得をしなければなりません。その黒ナンバーの取得手段は上記の通り3つあります。
それぞれ詳細を解説します。
自分で取得する
・最も無難な方法
・どこにも所属しない方
最も無難な方法は自分で取得する事です。
又、フードデリバリーを含む配送マッチングアプリで仕事をする場合も自分で取得する必要があります。
自分で黒ナンバーを取得するのに難しいことは何ひとつ無く、必要な物が揃っていれば誰でも簡単に最短一日で出来ます。
車両と必要書類を用意し運輸支局で軽貨物運送業者としての手続きして、軽自動車検査協会で黒ナンバーを取得するという流れです。
しかし運輸支局や軽自動車検査協会などのホームページを見ると取得方法の詳細は確認できますが、こういう公的機関の説明は、どうしても簡単な事でも難しく見えてしまう人が多いかもしれません。
当サイトで分りやすく解説した「黒ナンバーを取得して軽貨物運送業を開業するまでの手続きの流れ」の記事をご覧いただければ、初心者でも理解できると思います。
委託会社に協力してもらう
・車両がない方
・委託会社に所属
軽貨物委託会社に所属して仕事をするのが前提の方は、黒ナンバーの取得を手伝ってもらう事ができます。
すべての委託会社が手伝ってくれるかどうかはわかりませんが、ほとんどは何をどうすればいいか親切に教えてくれます。
その辺は、所属する前に面談で聞いてみればわかります。
又、委託会社に所属する場合で、車両を所有していない方は購入前に、レンタル車両があるか、そして料金はいくらなのか同時に確認してみましょう。
行政書士に依頼する
・近くの行政書士
・面倒くさがりの人
黒ナンバーの取得が面倒だという方は、行政書士に依頼するという手段もあります。
この場合、依頼した行政書士の指示に従えば取得できます。
近くの行政書士に依頼するのがいいので、できる限り自宅近くで探して、黒ナンバーの取得をやっているか否かを確認してみて下さい。
料金は行政書士への報酬とナンバープレート代などの法定費用を合わせて1.5万円~5万円程度が目安です。
軽貨物で稼ぐ手段の種類
■委託会社に所属する
■配送アプリで仕事を取る
■赤帽に加盟して仕事をする
■自力で営業して仕事をする
軽貨物運送業と言ってもどの様な手段で稼ぐかの種類があります。その稼ぐための手段は大きく分けて4つあります。
それぞれ詳細を解説します。
委託会社に所属する
・宅配業務はキツイけど稼げる
・レンタル車両もある
おそらく軽貨物運送業の多くは、軽貨物委託会社に所属する人が多いと思われます。
委託会社に所属するメリットは委託会社から確実に仕事がもらえるのと、車両がない場合はレンタルで貸してくれる事です。
委託会社で最も多い仕事はヤマトや佐川、日本郵政など宅配業務、委託会社によっては企業配のところもあります。
宅配業務はキツイけど稼げると言われており、その宅配をやるためには基本的には委託会社に所属するのが一般的です。
配送アプリで仕事を取る
・都合に合わせて働ける
・複数のアプリを掛持ちできる
自分の都合に合わせて仕事をする事ができますので、労働時間や休日など自分で決められます。
もちろん配送アプリをメインで利用しても本業としても成り立ちますが、サブとして持っておくことで、休日や空いた時間を有効活用する事もできます。
そして各配送アプリのルールさえ厳守すれば、色々な配送アプリを掛持ちして効率よく売り上げを最大化を目指すことができます。
赤帽に加盟して仕事をする
・覚悟を決められるなら
・長期的には一番稼げる
赤帽は軽貨物運送業の仕組みとしては最強の仕組みができておりますが、始めるためには車両代、加盟金で、初期費用が150~250万ぐらいかかります。
そのため、赤帽を始めるためには、それなりの資金と、ずっと続けるという覚悟が必要です。
赤帽の仕組みは、自分で契約した仕事は自分でやる事で、運賃の全部が自分の売上になります。
又、参入して日が浅い人は、本部又は他のドライバーが契約した仕事を回してもらう事できます。その際は手数料を払うという仕組みです。
逆に自分で契約した仕事を他人に回した場合、自分に手数料が入ります。
よって、どれだけ自分で仕事が取れるかで売上も安定度も変わってきますので、年単位の長期で見れば最も稼げるビジネスモデルです。
その反面、自分で取得した顧客が増えるまでは、大きく稼ぐのは困難と言えるでしょう。
後は、例えば、完全に一人で軽貨物運送業をやった場合、自分で契約した仕事がある場合は病や緊急の用事があっても休むことができませんが、赤帽の場合は他のドライバーにお願いする事ができます。
自力で営業して仕事をする
・最初からは厳しい
・組合か法人を作る
完全に一人で軽貨物運送業をやった場合、自分で契約した仕事がある場合は、病や緊急の用事があっても仕事が休めません。
もし休めば、どんな理由があろうと許されず、軽貨物運送業者としての信用を失います。
その様な場合でも赤帽のように仕組みができていないため、自力で営業して仕事を取ることは可能でも、現実的ではありません。
荷主の立場になってみれば、いつ休まれるかわからない、又はその様な可能性のある運送屋と契約したいと思わないでしょう。
赤帽のように複数人で組合を作るか、法人としてキチンとカバーできるレベルにするかしかありません。
何れにしても、この方法は軽貨物運送業を開業した最初の段階では難しいと思います。
おすすめの運営手段
■完全な未経験者の場合
■配送業経験者
■自力で経営したい方
軽貨物で稼ぐ手段は色々ありますが、どういう人にはどういう方法がおすすめなのか解説します。
完全な未経験者の場合
★ 委託会社に所属する
★ フードデリバリーをやる
未経験者にはこの2つがおすすめです。それぞれ解説します。
委託会社に所属する
・経験するために最も適している
完全な未経験者は、委託会社に所属する事をおすすめします。
配送業が完全に未経験の方は、最終的にどういう路線に進むにしても、まずは軽貨物運送業を経験しましょう。
その経験をするために最も適したところが委託会社です。
時々、軽貨物運送に関する情報商材が販売されているのを目にしますが、そういうもので学ぶよりも委託会社に所属することをおすすめします。
委託会社について調べてもネガティブな情報ばかり出てきますが、軽貨物運送業を学ぶには最適である事に違いはありません。
仕事の流れを覚えられるのと、業界の裏側が見えたり、そして仲間を作ることができますので、これから軽貨物運送業を営む上で必要な情報源にもなります。
フードデリバリーをやる
・基本的な経験値が上がる
完全な未経験者はフードデリバリーをやる事で、確実に基本的な経験値が上がります。
配送業で特に個人宅への配達で必ず経験する事と言えば、配達先が見つからないという経験です。
ナビのピンずれや、地図に出ていない住所、同じ住所の家が複数あるなど色々なパターンがありますが、何れにしても必ずこれらの現象に遭遇します。
これらの克服には、この様な現象を数多く経験する事、要は慣ればいいだけです。
その経験を手っ取り早くできるのが、Uber Eats、出前館などのフードデリバリーです。
フードデリバリーは、基本は一件一件の配達の繰り返しのため、住所不明があった場合でも解決するまで次のオファーを取らなければ遅配などの問題はおきません。
宅配の場合は一件ハマリがあると、残りの荷物全体の配達が遅れ、焦りから事故につながるケースも珍しくありません。
フードデリバリーは自転車でもできますので、手軽に試しでやるだけでも配送業のノウハウの一部を学習する事ができます。
配送業経験者
★ 委託会社に所属する
★ 配送アプリで仕事を取る
★ 赤帽に加盟して仕事をする
配送業経験者にはこの3つがおすすめです。それぞれ解説します。
委託会社に所属する
・個数単価制で稼げる
配送業経験者で稼ぎたいから、委託会社に所属するという選択もあります。
経験者なら既に委託会社の裏の部分も知っていると思いますが、稼ぐためにそれを承知で委託会社に所属するという選択です。
狙うはただ1つ、ヤマト、佐川の宅配便の個数単価制で、その理由はキツイけど一番稼げるからです。
そのためには事前の情報収集が必須で、個数単価制と言っても委託会社によって報酬が違い、一個120円のところもあれば、180円のところもあります。
又、委託会社がドライバーから徴収する手数料もありますので、手元に残る金額が高い委託会社を選ぶ事が重要になります。
これらの情報は委託会社に所属して宅配の仕事をしている方なら収集可能です。
配送アプリで仕事を取る
・自分のペースで仕事がしたい
配送業経験者で自分のペースで仕事をして、自分の好きな時に休みを取りたいという方は配送アプリで仕事を取るという方法が適しています。
委託会社に所属すると個人事業主なのに、どうしても実質拘束されている状態になってしまします。
要するに報酬体系だけ個人事業主扱いで実態は、雇用されている様な状態に限りなく近い状態です。
そういう方は、配送アプリを利用して仕事を取るのが理想だと考えられます。
配送アプリと言っても、宅配ではAmazonフレックス、スポット配送ではPickGo、その他フードデリバリーなどありますので、選択肢もダブル稼働など色々工夫もできます。
赤帽に加盟して仕事をする
・売上げの天井は無限
配送業経験者が赤帽に加盟して仕事をするという選択肢もあります。
もちろん配送業を経験する経緯で赤帽経験者や、赤帽そのものと接触する機会もあったのではないでしょうか?
その上で赤帽の魅力がわかった方は、赤帽に加盟したいと思う人もいると思われます。
大きな違いは委託会社に所属した場合は、10年働いても売り上げの天井に限界がありますが、赤帽の場合は長年の積み上げで顧客を獲得していけば売り上げの天井は無限です。
赤帽では、まさに最強の仕組みができております。
まったくの未経験者なら車両代、加盟金で、初期費用が150~250万ぐらいかかるのでチャレンジするにはリスクがありますが、配送業経験者で、赤帽の仕組みを理解しているのであれば加盟するという選択肢も有りです。
自力で経営したい方
★ 赤帽に加盟して仕事をする
★ 委託会社に所属する
自力で経営したい方にはこの2つがおすすめです。それぞれ解説します。
赤帽に加盟して仕事をする
・仕組みやノウハウを学ぶため
自力で経営したい方が赤帽に加盟して仕事をする意味は、ノウハウを学ぶためです。
主に、急用や病などの際に代走できる環境を作るための仕組みです。
荷主の立場からみて、いつ休まれるかわからない運送屋だと思われるようじゃ契約自体取れません。
その辺が万全である事が最低条件ですので、かなり遠回りにはなりますが、学ぶために赤帽に加盟するのも選択肢の一つです。
委託会社に所属する
・委託会社運営のノウハウを習得
自力で経営したい方が委託会社に所属する意味は、いづれ、あなたが委託会社を設立するためです。
そのため、できる限り小さい委託会社に所属した方がノウハウを習得しやすいでしょう。
そして法人として組織化できれば、急用や病などの際に代走できる環境の仕組みを作る事が可能になります。
もちろん、その前に委託会社とし成功して利益を出さないと、何も進みませんが、上手くいけば、運送業として無限の可能性が生まれます。
軽貨物を恒久的にやるリスクとその対策

✅ 軽貨物をいつまで出来るか問題
✅ 老後に待ち構える地獄
✅ 構える地獄の回避手段
軽貨物運送業は個人事業主ですので何の保証もなく、早くから考えておかないと将来、生活保護に頼らなければならない可能性もでてきます。
軽貨物を恒久的にやるという行為はリスクがあります。その現実と可能な対策について解説します。
軽貨物をいつまで出来るか問題
■体が健康に動く期間
■そもそも存続自体が大変
軽貨物運送業は体が資本のため、死ぬ寸前まで働くのは不可能です。
又、軽貨物運送業の運営コストは上がっていますが、報酬は上がる気配もなく、存続させること自体が大変な状態です。
体が健康に動く期間
・健康寿命までがMAX
軽貨物運送業は体が資本ですので、体が動かなくなったら仕事ができなくなります。
雇用ではないのでサラリーマンのように、違うポストに移動して生き残るなどできません。
もちろん軽貨物運送業を始める地点でこれらの覚悟はあったのかも知れませんが、MAXで健康寿命までです。
そもそも存続自体が大変
・手取りは減るばかり
軽貨物運送業を取り巻く環境はとても厳しく物価高騰が進み、軽貨物運送業もコストばかり上昇しております。
しかし軽貨物の運賃は上がる気配が全くなく、むしろ下がる傾向にあります。
更に軽貨物運送業者にダイレクトに影響するインボイス制度がとうとう導入されてしまいました。
当分の間は経過措置で2%、5%と軽減措置はでておりますが、これがそのうち5%になり最終的に2029年9月30日以降は額面通りの10%になります。
すなわち今よりも手取りが10%減るという事です。
そして、そのうち導入される可能性があるのが走行距離課税で、私は、これが施行されたら軽貨物事業主はもう終わりだと思っております。
老後に待ち構える地獄
■軽貨物ではスキルがつかない
■軽貨物ではお金が貯まらない
■年金は国民年金だから厳しい
軽貨物運送業は稼ぎは決して良くなく、そして特に他で使えるようなスキルが付かない上、個人事業主であるという事を忘れてはいけません。
そのため老後と言われる年齢まで続けると、なかなかの地獄の老後が待ち構えています。
軽貨物ではスキルがつかない
・引退後にキャリアを生かせない
体力がなくなって軽貨物運送業を引退した後、その先、これまでのキャリアを生かせる仕事がありません。
要するに軽貨物の仕事では何のスキルもつかないという事です。
どこかの社員だったら、現役ドライバーから指導係に配置転換してもらったりなど、何らかの道はありますが、軽貨物運送業は個人事業主ですのでそれもありません。
この事を現役ドライバーに聞いてみると、多くの人は何も考えておらず、やれるところまでやって後の事はその時の考えるという回答がほとんどです。
軽貨物ではお金が貯まらない
・軽貨物は稼ぎが悪い
この記事を最初から読んでいただいた方は、ある程度理解していると思いますが、軽貨物運送業は稼ぎは決して良くありません。
何といっても経費が思ったよりもかかり手取りが少なく、今後も様々な要素で減る可能性もあります。
よって軽貨物で老後の資金を貯めるのは、かなり大変だと考えられます。
年金は国民年金だから厳しい
・老後2千万どころじゃない
軽貨物運送業は個人事業主、すなわち厚生年金ではなく国民年金です。
40年間満額支払ったものとして、65歳からもらえる金額は年間で83万ほどで、月換算で7万弱しかありません。
一時話題になった「老後資金2千万必要」の話ですが、勘違いしてはいけないのが、あれは夫婦で年金収入月24万で90歳まで生きた場合の試算で、更にここには家賃が含まれておらず、持ち家である事が前提です。
これでわかる事は、このモデルはサラリーマンのケースですので、厚生年金でのシュミレーションです。
そうなると個人事業主など国民年金の人はどうなるか?
ここでは細かい計算では解説しませんが、単純計算で2千万どころか、最低でその3倍以上は余裕でかかるという事になります。
待ち構える地獄の回避手段
■徹底的に稼ぎ続ける
■他のビジネスを模索する
軽貨物運送業をやり続けることで待ち構える地獄について理解できたと思いますが、その回避の手段を解説します。
徹底的に稼ぎ続ける
・かなりキツイが可能な方法
軽貨物は稼ぎが悪いと言ってきましたが、メチャクチャきつい宅配の個数単価制なら稼ぐことが可能です。
しかも走行距離も少なめのため、車両も傷みづらくガソリン代も低めです。
かなり過酷ではありますが、無駄遣いせず、体がもつ限りこれを続けることである程度の資金は貯めることができるでしょう。
現実的にはそれでも足りないと思います。
そして下手な投資などせず、やるとしてもインデックスファンド一択です。
他のビジネスを模索する
・マネタイズの実感を得る
待ち構える地獄の回避手段は、他の収入の手段を増やすという方法です。
そんな事は誰でもわかる事ですが、ほとんどの人はわかっていても、やらない人そして出来ないというのが現状ではないでしょうか?
まず、やらない人は論外として、チャレンジする人は少なからず可能性はあります。
その入り口として最も軽貨物ドライバーに向いていると思われるのはYouTubeです。
これはいわゆる軽貨物系ユーチューバーを目指すという意味ではなく、マネタイズの実感を得るためには最適という事です。
報酬の大小はともかく、軽貨物に関する情報発信なら収益化まではそれ程難しくはありません。
そのような流れでコツをつかむことができますので、それから他のジャンルに挑戦するのもいいと思います。
ただ、YouTubeは手段の一つとしての例でしかなく、他にも色々あります。
基本的には初期費用があまりかからず、ネットでできるビジネスを中心に検討、そしてチャレンジしましょう。
まとめ
☒ 軽貨物運送業を始める前に知るべき知識
軽貨物運送業を始めるためには、準備が必要でそれなりのお金がかかります。そのため本当に軽貨物をやるべきかの判断をしましょう。
そのため仕事内容を知るのはもちろんですが、業界の良いところだけではなく悪いところも受入れなければなりません。
ある程度はネット上で調べられますが、発信者の都合のいい情報が多いので、それらを精査する事も必要です。
又、口コミや評判に関しては、投稿者の物差しでの意見ですので、あくまで参考程度にとどめて、最終的には自信で判断して下さい。
軽貨物運送業を始める前に知っておくべきなのは稼ぎと経費、つまり手取りがどれぐらいになるかを知っておきましょう。
何だかんだ言っても、これが個人事業主として一番重要な点です。
まずは今の仕事を辞めた後の場合、すなわち無職になるためクレジットカードが作れません。
ガソリンカード、ETCカードなど、軽貨物運送業何かと使う事が多いので、現在、在職中の方は在職中にクレジットカードを作っておきましょう。
☒ 軽貨物運送業の始め方から実働まで
軽貨物運送業を始めるには、黒ナンバーの取得をしなければなりません。
その黒ナンバーの取得手段は、委託会社に協力してもらうか行政書士に依頼するなどの方法もありますが、難しい事ではないので自分で取得した方がいいでしょう。
軽貨物で稼ぐ手段は委託会社に所属、配送アプリなど選択肢はあるが、未経験者は経験を積む意味でも、委託会社に所属する方がいいと思います。
又、未経験者はフードデリバリーをやる事で、配送の基本的な経験値を上げることができます。
☒ 軽貨物を恒久的にやるリスクとその対策
軽貨物運送業は体が健康に動く期間までしかできませんので、健康寿命までがMAXです。
しかしそれ以前に、そもそも存続自体が大変な業界です。
軽貨物を何年やっても特にスキルがつかない上に、引退までにお金も貯まらず、年金は国民年金だから、対策しないと厳しい老後になります。
かなりキツイが可能な方法は宅配の個数単価制で徹底的に稼ぎ続けるか、軽貨物をやりながら他のビジネスを模索するしかありません。